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鹿児島・夫婦殺害:11月初公判、死刑可能性 裁判員裁判10日間

 鹿児島市で昨年6月、高齢の夫婦が殺害された事件で、鹿児島地裁は24日、強盗殺人などの罪に問われた同市三和町の無職、白浜政広被告(71)の裁判員裁判の初公判を11月2日に開くと決めた。強盗殺人罪の法定刑は「死刑か無期懲役」で被害者が2人であることから、死刑が求刑される可能性がある。弁護側は無罪を主張する方針で、裁判員は難しい判断を迫られそうだ。

 弁護側によると、白浜被告は「やっていない」と話しており、全面的に争う構え。こうした状況を受け、同地裁は初公判から16日まで週末と祝日を除き計10日間開廷。評議の期間も十分確保したうえで、判決は12月10日に言い渡す予定だ。

 起訴状によると、白浜被告は09年6月18日夜から翌朝にかけ、金品を奪うため鹿児島市下福元町の蔵ノ下忠さん(当時91歳)方に侵入。スコップで蔵ノ下さんと妻ハツエさん(同87歳)を殴って殺害したとされる。【黒澤敬太郎】

毎日新聞 2010年8月25日 西部朝刊

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