前回書かせていただいた記事の内容も少し古くなって、現行のバージョンに対応できないため、新たに記事を書いてみます。
本記事では、インストールから、実用化、広告の削除などの工程を行なっていきます。
GomPlayerの詳しい内容は、前記事を参照していただくものとして、今回は2009/05/26に発表されている
バージョン 2.1.18を用いて解説します。
前回の記事では、インストールの初期設定を変える必要がないと書きましたが、現在ではなんか意味わからんものまで付いてくるようです。
まるでJ-Wor(ry
しかも広告増えましたよね。
インストールは基本的に、次へを押していくだけだが、以下の場面はキャンセルを選択する。

前回も書きましたが、勝手にインターネットにつなぐと言う行為は、個人的に不快なので、インターネットへと接続するものを一括して削除しておきます。
・GomWeb3.dll
・GrLancher.exe
・GrLancher.ini
上記3つのファイルを手動で削除。
上記3ファイルは、GOM Playerの自動オンラインアップデートを行なう(とされている)ものです。
自動アップデートなんぞは、アンチウィルスソフトと、OSのみ行なっておけば十分であるので抹殺しておきます。
また、広告はオンラインへ接続し、XMLファイルを展開して表示するようなので、該当するURLを削除しておきます。
「setting.ini」をメモ帳などのテキストエディタで開き、以下の行を削除する。
12行目
13行目
32行目
33行目
52行目
53行目
72行目
73行目
92行目
93行目
※ 上の行から削除していくと、行数が変わるので、行末から削除していく。
これを上書き保存し、こちらを読み取り専用にし意図しない上書きがされないようにしておきます。
デフォルトのスキンを使用し続けたいという人は、以下のスキンを弄る必要があります。
・C:\Program Files\GRETECH\GomPlayer\skins\basic\SKIN.XML
をテキストエディタで開きます。文字コードは「UTF-16LE BOM付き」を使用しているので、Windows標準のメモ帳では文字化けする可能性が考えられます。
まず、
131行目と141行目の先頭に、半角のダブルスラッシュ(//)を入れておき、コメントアウトします。
次に、
293行目と294行目のShow="1"を、Show="0"に変更します。
最後に、
281行目と334行目を削除します。281行目: <ButtonControl Tooltip="" OnEvent="OpenHomepage('http://www.gomplayer.jp/');" ButtonControlType="bitmap" Image="BTN_CH.BMP" Split="-3" Align="none" Width="autosize" Height="autosize" Gaps="84,3,0,0"/>
334行目: <FlashControl CID="CONTROLID_FLASH_MAIN" URL="./GomMain_JPN.swf" Align="client" Gaps="0,0,0,0" />
以上で、無駄な広告や通信を避けることを確認。
今後バージョンアップされ、仕様変更がされ次第追記など行なう予定。