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訪朝の猪木氏「党代表者会、洪水で延期と聞いた」

2010年9月19日22時40分

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 平壌国際映画祭に出席するため北朝鮮を訪れていたアントニオ猪木氏が19日、帰国し、記者団の取材に応じた。9月上旬に予定されていた朝鮮労働党代表者会について、猪木氏は「朝日友好親善協会の新会長に就任した朴根光氏から『大洪水のために延期した』と聞いた」と語った。

 猪木氏は、代表者会の時期について「協会の方々と話をした中で、9月末から10月早々に開かれるのではないかと感じた」と話した。

 平安北道の新義州などで大きな被害が出ている洪水について、朴氏は「現在、国は復興のために全力を注いでいる」と話したという。被害状況はかなり深刻で、医療品や水が不足しているという。

 猪木氏はまた、同協会側から「10月10日に開かれる党創建65周年記念日に向けた時期に、日本の政府関係者に訪朝してほしい」との要請を受けたことを明らかにした。

 中朝関係については、「映画祭のいい席はほとんどが中国人に買い占められていた。北朝鮮は中国にかなり気をつかっているようだ」と語った。猪木氏は平壌国際映画祭に参加するため13日から18日まで北朝鮮に滞在していた。(清水大輔)

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