MLB:秋信守が大爆発、3発7打点

「20-20クラブ」達成も目前に

 「秋信守(チュ・シンス)大リーグの弱いチームの在籍しているため、活躍してもあまりファンに注目されないことに苦労している。だがファンは、パワーとスピードを兼備した彼がどのような成績を収めるかを注目すべきだ」

 これはインディアンスの秋信守に関する米NBCスポーツの報道内容だ。秋信守は18日(韓国時間)、敵地でのロイヤルズ戦で3本塁打を放った。4回に右翼席へ2ラン、6回に左中間席へ満塁弾、8回に右中間席へソロ本塁打を放ち、7打点をマークした。秋信守が1試合に3本塁打を放ったのは今回が初めてで、7打点も自己最多だ。

 秋信守はこれで19本塁打となり、18盗塁と合わせて2年連続「20-20クラブ(20本塁打、20盗塁)」に近付いた。インディアンス球団史上「20-20クラブ」を2度以上達成した選手は、グレイディ・サイズモア、ロベルト・アロマー、ジョー・カーターの3選手のみ。

 秋信守を相対したロイヤルズのブライアン・ペーニャ捕手「われわれは秋信守を抑えるためにやれることはすべてやった。インコースへのチェンジアップ、アウトコースへのツーシーム、インコースへの直球を投じたが、失投は1球もなかった。秋信守がうまく打った」と話した。

 前日の試合までの10試合、打率1割6分2厘と調子を落としていたが、この日の3本塁打をきっかけに打撃感覚と取り戻した。19日のロイヤルズ戦で3打数2安打1打点をマークし、打率を2割9分4厘とし、2年連続80打点を達成した。NBCスポーツは「秋信守は通算打率3割をマークする能力がある」と称賛した。

 一方広州アジア大会韓国代表のチョ・ボムヒョン監督は秋信守の打撃爆発について、「広州アジア大会の試合でも今回のように打ってほしい」と語った。

高錫泰(コ・ソクテ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
関連記事
記事リスト

このページのトップに戻る