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上海万博でブランドをアピール 関西の個性派企業 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:企業経営
来場者数が5千万人を突破した中国・上海国際博覧会(上海万博)。民間企業22社と2地方自治体が参加する日本産業館には、関西の個性派企業が顔をそろえる。日本経済が低迷にあえぐなか、万博出展をきっかけに日本で築き上げたブランドを中国市場にアピールするのが狙いだ。
入場までの2時間待ちは当たり前という日本産業館で、注目を集める大タコの看板。大阪・道頓堀の名物看板を上海まで運んできたのが、たこ焼き専門店「たこ家道頓堀くくる」だ。
8個入りの値段は35元(約440円)。中国の庶民にとって決して安くはないが、1日約2千〜3千皿、多い日で180万円を売り上げる。
口コミで広がるたこ焼き人気
「当初は1千〜1500個とまずまずの売れ行きで、口コミで広がり、徐々に人気が高まってきた。ドリンクとのセットメニューも売れている」。竹村正行店長は現地での反響をこう話す。
同店のたこ焼きは“ふわとろ”とした食感と大きなタコが特徴。上海にもたこ焼き店は存在するが、食感はまったく異なる。「たこ焼きを知らない人も3割は存在しており、中国で受け入れられるか心配だったが、大阪の本場の味をそのまま持ち込んだのがよかった」。
本場の味とサービスを伝えるために、従業員教育にも力を入れた。60人のうち大半が現地採用の若い中国人。半月前から研修を始め、接客はもちろん、たこ焼きを焼く訓練を繰り返し行った。今では大阪人顔負けの技を持つ従業員もいるという。
運営するのは白ハト食品工業(大阪府守口市)。これまで愛・地球博など国内外のイベントに出展し、脚光を浴びてきた。上海万博にはおでん、焼き鳥などを味わえる「大阪屋」も出店。「今、日本は元気がない。万博をきっかけに日本のローカルフード、大阪のたこ焼きを世界に広めたい」と、意欲を燃やしている。