人間になった朝鮮猿
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僕の曽祖父は、金日成と同じ１９１２年に、朝鮮半島南部の山に生まれた一匹の猿でしたが、日本が、猿のために朝鮮半島でいろいろな取り組みをした際に人類へと進化することができ、日本に行って人間の娘と結婚して子宝に恵まれました。その子孫の一人が僕なのです。曽祖父は、あの「進化論」のダーウィンも真っ青の、すごい生命体だったというわけです。
いかにして、猿だった曽祖父は人類への進化を遂げたのか、調べてみたくなりました。
どうやら、進化の鍵は、日本が朝鮮半島で猿に施した「人間化教育（いわゆる皇民化教育）」や「封建制度の廃止」などの意義深い政策にあったようです。と申しますのも、曽祖父は子や孫の教育に熱心な人だったと聞いています。その伝統で、うちの糞親父も学校の勉強にはうるさかったです。人間と猿との決定的な違いは、「教育」にあるということでしょう。
曽祖父は、すでに１０年も前に鬼籍に入っており、ひ孫の僕は、曽祖父のことを何も知りません。
調査は難しいと思うのですが、これから、長い時間をかけて曽祖父の経歴やエピソードをとりまとめ、日韓の国民が歴史清算を実現するための資を得たいと考えています。 |