自力ＣＳ再消滅…ハム積極策裏目で１３度目零封

＜日・オ＞厳しい表情で真喜志コーチ（左）、中嶋コーチ（右）と話す日本ハム・梨田監督 Photo By スポニチ

　【日本ハム０―４オリックス】日本ハムは先発のケッペルが２回までに３点を失うと、打線は金子千を攻略できず、今季１３度目の零敗。自力でのＣＳ進出は再び消滅した。

　試合前のミーティングでは制球のいい右腕に対し、待球作戦でなく積極策を確認したが、これが裏目。梨田監督は「“初球から打っていいが、追い込まれたら粘り強くやってくれ”と言った。ただ、打ちにいった球がファウルにならずに全部インフィールドに飛んでしまった」と、結果的に中４日の金子千を８回途中まで投げさせてしまった。ロッテが最下位・楽天に連日のサヨナラ負けを喫し、同率３位をキープできたことだけが救いだった。

　▼日本ハム・中田（８回に代打で３試合ぶりに出場も空振り三振）金子さんはいい投手だし、簡単に打てないのは分かっていた。（フルカウントまで）必死に食らいついて最後は直球に振り遅れないようにと考えたが、チェンジアップにうまくやられました。 【試合結果】

[ 2010年09月20日 ]