がさりと落ち葉すくうように

前触れなく浮かんでくるもやもやしたモノを、詩(もどき)という形で表現しています。貴方の心に何かを残せたら幸いです。初めての方は「read me first」をお読みください

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わずかなモラトリアム

もう、目の前のドアは開けられる
いつ、開けても構わない

私は自動的に放り出されるのを待っている

この部屋はぬるま湯で満ちている
ずいぶん前から物足りなくなっているけど
まだ心地よさはある

ほんの少しドアを開けてみた
何も見えないから怖くて
すぐに閉めた

この部屋の温度はどんどん冷めていく
もうこんな所にはいたくないけれど
最後まで残ってみたい気もして

ドアのことはしばらく忘れることにした

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

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二人の行く先

君が望む世界を教えてほしい
どんな光に満ちて
どんな影が潜み

あとできれば
僕がいるのかどうか
どんな姿で生きているのか

僕は祈る

君が望む世界が
どうか少しでも現実のものとなりますように

君にそれだけの
力と幸運が与えられますように
君にしかどうにもできないことだから

僕は祈る

僕も望む世界を実現させられるように
二人の望む世界が重なりあえますように

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

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