がさりと落ち葉すくうように

前触れなく浮かんでくるもやもやしたモノを、詩(もどき)という形で表現しています。貴方の心に何かを残せたら幸いです。初めての方は「read me first」をお読みください

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HARU

桜がやっと咲いた

出会いと別れの季節は苦手

当たり前だった日々が
当たり前ではなくなってしまうから

去りゆく背中を眺めて
歩む姿を目にして
ふと振り返れば
変わり映えのしない自分

なのに
見えない未来は迫ってくる
いいようのない焦燥感

一緒にいれるかな
小さい子供みたいに
何度も確認したい

大丈夫だよね
きっときっと
上手くやれるはず

置いていかないで
大声でわめいて
駆け出したいよ

情けない自分
変わらない自分

だけどきっと
何か一つは成長してみせる

だからせめて
笑顔で伝えよう

まだ一緒にいられるあなたには
これからもよろしく

出会うあなたには
はじめまして

別れるあなたには
ありがとう
またいつか
どこかで必ず

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

長めの詩 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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