がさりと落ち葉すくうように

前触れなく浮かんでくるもやもやしたモノを、詩(もどき)という形で表現しています。貴方の心に何かを残せたら幸いです。初めての方は「read me first」をお読みください

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浄化妄想

綺麗なレモン
がりりと噛めば
私も戻れるだろうか

彼女の最期を
自分に照らす

ちぎれるほどに
強く噛み付いて
滲む液体の味が

今はまだ
私を満たしているけれど

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

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異国にて

興味本位の東洋人
信仰心はその場限り
知識はほんの少し

一歩、気軽に足を踏み入れれば

人々は一心に祈る
救いは確かに存在する

ときに絢爛で
ときに質素で
ときに優美で

身じろぎひとつ、ためらわれるほど

人が造り出す
圧倒的な聖域

だからきっと、彼女は無言で泣いている

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

長めの詩 | コメント:0 | トラックバック:0 |

言い訳

降ってくる言葉たちを

殺し続けてしまったほどに

器用さが欠けている



…嫌

テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

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