がさりと落ち葉すくうように

前触れなく浮かんでくるもやもやしたモノを、詩(もどき)という形で表現しています。貴方の心に何かを残せたら幸いです。初めての方は「read me first」をお読みください

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present

誕生日には
貴方の両腕が欲しい


そうすればいつだって
抱き締めて頭を撫でてもらえるし
頬を包んで涙を拭ってもらえるし
手を握ったまま腕の中で眠れるし


悲しくても寂しくても
嬉しくても楽しくても


ここに貴方がいないことを
気にしなくてすむよね


こちらを見つめる貴方は
相変わらず優しい言葉と表情で
冗談か本気か分からない


どうしようもなく
泣きたくなった


ねえ一度だけ
本当のことを言いましょう


どんなに遠い話でもいいから
貴方に必ず会えるという
確実な約束
いただけますか?
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テーマ:詩・唄・詞 - ジャンル:小説・文学

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