2009年01月22日
へたれベーシスト語ってみた
ベースについて語ってみます。
皆様お今日は、ご機嫌やふルカです。
あんまり注目されない、ぶっちゃけ聞こえないとの声も良く聞く楽器、そして私が主に弾いている楽器、ベースについて本日は語ろうかな、いや語らせて頂きます。
まずベースの仕事、役割について。
ベースは大抵、単音しか出しません。ギターや鍵盤のように重ねた音、和音をだすことは稀です。重低音なので潰れて聞こえないためです。ときたま、使うことが有りますが。
例・凛として時雨のディスコフライトのイントロ。
で、単音だけだとご理解いただけるでしょうが、インパクトかあまり有りません。ギターや鍵盤のインパクトある和音の下で和音のキィ、つまりドの和音ならドをべべべべと単調に弾いています。
次にどんなフレーズ弾いてるのか?
パンクロックではエイトビートそのまんま。ジャズではフォービートの裏。メタルでは十六ビート。
大抵単音、もしくは和音の構成音でドラムのスネアとバスドラのリズムをなぞるだけです。
さぁ、だんだんと存在意義がわからなくなってきましたが、ここにこそベースの存在意義があるのです。
ベースは基本重低音しかだせません。ハーモニクス演奏で有名なジャコパトリアスはこの際無視です。ギターの1オクターヴ下の音です。重低音を人間の耳は良く聞き取れません。なぜなら出力が低いからです。つまり、音というより振動、実音に近いのです。ですからライブに行くとベースの音は体に響きます。家で音を出すと響いて煩いと言われるのはベースで、ギターは聞こえる程度で済みます。
さぁ、だんだん分かってきましたか?
ベースはギターとドラムの中間という半端な楽器なのです。振動でありながら音程もあるという不思議な楽器なんです。
それゆえにギターとドラムをより目立たせることのできる楽器なのです。
いわば、曲の核です。
たとえば、ピアノでメロディだけ弾いているとちゃちく聞こえますが、伴奏を付けた途端にメロディが際立ちますよね。
インストゥメタルにおいてギターがそのメロディ、伴奏がベースにあたります。ドラムはリズムをはっきりさせる役割です。スパイスのような存在といえるでしょう。
つまり、ベースが居ないと音はスカスカになります。だからこそベースはいるんです。だから聞こえない程度が丁度良いのです。
しかし、世の中に凄い奴らがいっぱい居ます。
ピアノのソリストはもちろんですがギターのソリストが一番の代表例でしょう。
ギターの五六弦は弦の質によってはしっかり深みのある重低音がでますので、高音弦といっぺんに弾いてしまえばなんとベースいらずになるんですね。あと、短い期間だけですが高音だけでも音数が非常に多ければ十分に聞かせることができます。
さて、ベース側も負けてられません。なんといってもどっちつかずな楽器です。ギターより複雑なフレーズでベースソロをやってしまったビリーシーン。なんとこのひとライトハンド・タッピング・四つ指弾き・そして極め付けは電動ドリルにピック付けて弾きました。しかし、このバンドではギターがしっかり対抗、結果ライブでのソロがやたらに長いことになりました。
逆にドラムから仕事を奪った人も居ます。マーカスミラー、スタンリークラクー、フリー、スクウェアプッシャーあたりがそうですね。ファンク、フュージョンの方々。みんなスラップしつつミュートを掛けてバシバシ音を出しつつ弾きますね。こうなるとドラムはメトロノーム、ギターはバッキング以外出来なくなってしまいます。
スクウェアプッシャーはエレクトロニカの人ですが、ミックスの際ドラムではなく、超重低音が高速テンポ大体170以上で走るフレーズを基本とするドラムンベースというものをこの方は変拍子、高速化を追加してドリルンベースなるものを開発しやがり、しかも自分で弾くという暴挙に出ました。この人のフレーズを聞くたびに私はがっかりします。絶対、弾けない。
さて、そんな方々も居ますが、私のジャンルはパンク・オルタナ・グランジ。しかもスリーピースバンド所属。
目立ちすぎながらも存在感のあり、しっかりボーカルを支える亀田誠二様のギターライクなベースラインを目標にしつつ、音は出来るだけメロウでアコースティックなTOKIE様の女性的な雰囲気目指しております。そこに少しテクノっぽさも入れたい。
ジャズやブルーズのフレーズをくみつつパンキッシュに、ですね。
ちなみに直アンプにこだわっています。
ですが、スタジオによっては私の大好きなアンプ、アンペグ君がいなかったりするのでプリアンプかファズ、そしてコンプを買おうかな?なぞと思っています。
弦はアーニーのカスタムゲージ105を使っていますが、ダダリオの柔らかい奴に浮気してしまおうか悩んでいますね。金属的な音が嫌いなのでわざわざ伸ばし、弦を殺して使っています。フレットレスベースやプレベにしようかなども考えていますね。
ちなみに、アタックとドライヴ感は指でしか生み出せないと感じ、指弾きに拘っています。
血豆とか出来ますが。
皆様お今日は、ご機嫌やふルカです。
あんまり注目されない、ぶっちゃけ聞こえないとの声も良く聞く楽器、そして私が主に弾いている楽器、ベースについて本日は語ろうかな、いや語らせて頂きます。
まずベースの仕事、役割について。
ベースは大抵、単音しか出しません。ギターや鍵盤のように重ねた音、和音をだすことは稀です。重低音なので潰れて聞こえないためです。ときたま、使うことが有りますが。
例・凛として時雨のディスコフライトのイントロ。
で、単音だけだとご理解いただけるでしょうが、インパクトかあまり有りません。ギターや鍵盤のインパクトある和音の下で和音のキィ、つまりドの和音ならドをべべべべと単調に弾いています。
次にどんなフレーズ弾いてるのか?
パンクロックではエイトビートそのまんま。ジャズではフォービートの裏。メタルでは十六ビート。
大抵単音、もしくは和音の構成音でドラムのスネアとバスドラのリズムをなぞるだけです。
さぁ、だんだんと存在意義がわからなくなってきましたが、ここにこそベースの存在意義があるのです。
ベースは基本重低音しかだせません。ハーモニクス演奏で有名なジャコパトリアスはこの際無視です。ギターの1オクターヴ下の音です。重低音を人間の耳は良く聞き取れません。なぜなら出力が低いからです。つまり、音というより振動、実音に近いのです。ですからライブに行くとベースの音は体に響きます。家で音を出すと響いて煩いと言われるのはベースで、ギターは聞こえる程度で済みます。
さぁ、だんだん分かってきましたか?
ベースはギターとドラムの中間という半端な楽器なのです。振動でありながら音程もあるという不思議な楽器なんです。
それゆえにギターとドラムをより目立たせることのできる楽器なのです。
いわば、曲の核です。
たとえば、ピアノでメロディだけ弾いているとちゃちく聞こえますが、伴奏を付けた途端にメロディが際立ちますよね。
インストゥメタルにおいてギターがそのメロディ、伴奏がベースにあたります。ドラムはリズムをはっきりさせる役割です。スパイスのような存在といえるでしょう。
つまり、ベースが居ないと音はスカスカになります。だからこそベースはいるんです。だから聞こえない程度が丁度良いのです。
しかし、世の中に凄い奴らがいっぱい居ます。
ピアノのソリストはもちろんですがギターのソリストが一番の代表例でしょう。
ギターの五六弦は弦の質によってはしっかり深みのある重低音がでますので、高音弦といっぺんに弾いてしまえばなんとベースいらずになるんですね。あと、短い期間だけですが高音だけでも音数が非常に多ければ十分に聞かせることができます。
さて、ベース側も負けてられません。なんといってもどっちつかずな楽器です。ギターより複雑なフレーズでベースソロをやってしまったビリーシーン。なんとこのひとライトハンド・タッピング・四つ指弾き・そして極め付けは電動ドリルにピック付けて弾きました。しかし、このバンドではギターがしっかり対抗、結果ライブでのソロがやたらに長いことになりました。
逆にドラムから仕事を奪った人も居ます。マーカスミラー、スタンリークラクー、フリー、スクウェアプッシャーあたりがそうですね。ファンク、フュージョンの方々。みんなスラップしつつミュートを掛けてバシバシ音を出しつつ弾きますね。こうなるとドラムはメトロノーム、ギターはバッキング以外出来なくなってしまいます。
スクウェアプッシャーはエレクトロニカの人ですが、ミックスの際ドラムではなく、超重低音が高速テンポ大体170以上で走るフレーズを基本とするドラムンベースというものをこの方は変拍子、高速化を追加してドリルンベースなるものを開発しやがり、しかも自分で弾くという暴挙に出ました。この人のフレーズを聞くたびに私はがっかりします。絶対、弾けない。
さて、そんな方々も居ますが、私のジャンルはパンク・オルタナ・グランジ。しかもスリーピースバンド所属。
目立ちすぎながらも存在感のあり、しっかりボーカルを支える亀田誠二様のギターライクなベースラインを目標にしつつ、音は出来るだけメロウでアコースティックなTOKIE様の女性的な雰囲気目指しております。そこに少しテクノっぽさも入れたい。
ジャズやブルーズのフレーズをくみつつパンキッシュに、ですね。
ちなみに直アンプにこだわっています。
ですが、スタジオによっては私の大好きなアンプ、アンペグ君がいなかったりするのでプリアンプかファズ、そしてコンプを買おうかな?なぞと思っています。
弦はアーニーのカスタムゲージ105を使っていますが、ダダリオの柔らかい奴に浮気してしまおうか悩んでいますね。金属的な音が嫌いなのでわざわざ伸ばし、弦を殺して使っています。フレットレスベースやプレベにしようかなども考えていますね。
ちなみに、アタックとドライヴ感は指でしか生み出せないと感じ、指弾きに拘っています。
血豆とか出来ますが。