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2000個ザクザク“卑弥呼のモモ”に熱視線
纒向遺跡の出土物を熱心に見る考古学ファンら
Photo By 共同 |
邪馬台国の最有力候補地とされ、「女王卑弥呼の宮殿」と指摘される大型建物跡(3世紀前半)が確認された奈良県桜井市の纒向遺跡で19日、祭祀用とみられるモモの種2千個以上が見つかった今年の調査成果を伝える現地説明会があり、集まった多くの考古学ファンが熱い視線を送った。
465平方メートルの調査区域を取り囲むように見学者が殺到。出土したモモの種の現物を目の前に、担当者から説明を受け、「卑弥呼の祭祀」に思いをはせていた。
7月に始まった今回の調査では、大型建物跡の南側で東西に延びる柵跡を発見。モモの種は柵を取り外した後に掘られた3世紀中ごろの穴(南北約4メートル、東西約2メートル、深さ80センチ)から見つかり、土器やミニチュア土器の破片、漆塗りの弓、木製の剣なども出土した。
神戸市北区の中学校教諭(47)は「卑弥呼がモモを供えて祈る姿を思い浮かべながら見ました」と話した。
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