2010年9月17日22時56分
科学・技術の分野ですぐれた業績を上げた50歳以下の研究者をたたえる第28回大阪科学賞が、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの熊ノ郷淳教授(44)と、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター器官発生研究グループの笹井芳樹グループディレクター(48)に贈られる。大阪府と大阪市、大阪科学技術センターが17日発表した。
熊ノ郷氏は、神経のネットワーク作りに関与している分子が、免疫でも重要な働きを持つことを解明。アレルギーや自己免疫疾患などでの働きを明らかにした。
笹井氏は、受精卵が分裂して育つ段階で神経を作る際の鍵となる分子を特定。ES細胞(胚(はい)性幹細胞)を使って試験管の中で脳ができる過程を再現することに成功した。
6割以上の女子学生が大学時代に「性」を体験する時代。変な男に捕まらないで−−そんな親の心配もあるだろう。だが、彼女たちの話を聞くと、事態はもっと深刻だ。