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昨年8月2日、合成麻薬MDMAを飲んで急死した飲食店従業員・田中香織さん(当時30歳)を救命しなかったとする保護責任者遺棄致死と、麻薬取締法違反(譲渡、譲り受け、所持)の罪に問われた元俳優・押尾学被告(32)の裁判員裁判で東京地裁は17日、「致死」の部分だけを認めず、懲役2年6月(求刑懲役6年)を言い渡した。遺棄の理由を「保身のため」、「反省は皆無で証拠隠滅にも及んでいる」と指摘、実刑が相当と結論付けたが、押尾被告側は「納得いかない」と即日控訴。「遺棄罪にも当たらない」と執行猶予を求めて徹底抗戦することを表明した。
―押尾被告は何と言っている。
「簡単な話しか聞いていないが、納得できないと。法廷では不利なことも含めて証言したつもりだが、法廷での供述が信用されていない」
―被告の判決後の様子は?
「判決文を聞いていた時は実刑なのか執行猶予なのかよく分からなかったみたいで、接見した時に実刑と説明した」
―裁判員に対しては。
「裁判員については聞く余裕がなかった。公判前は押尾さんがクロという大方の報道で、印象が悪くなってるのでは、と心配していた。公判中は(心配する様子は)ない」
―判決公判中、肩で息をしていたが?
「事実認定は聞いていたんでしょう。述べたことと違う認定がされていると」
―控訴については。
「本人の意志。我々の意見を聞いて『控訴してほしい』と」
―拘置が続いていることには?
「起訴された直後から保釈を認めてほしいというのがたっての希望。自由になりたいと。東京拘置所は接見室が狭く、書面のやりとりもできない。弁護団も保釈の柔軟性を認めてほしいというのが切なる願い」
―控訴審のポイントは?
「もう一度事実を精査して、最終的には遺棄罪も不成立であるというのが中心テーマ」
(2010年9月18日06時01分 スポーツ報知)
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