大島に身ぶりを交えて熱血指導をする野村監督（左）

　屈辱は総て受け止め、来季に向けての糧にする。野村監督が「ネガティブ報道」を歓迎した。

　マツダスタジアムでの練習に表れた指揮官は「チーム防御率が５点台になるとか、悪いことでも書いてくれるのは構わない。それが投手陣や我々の奮起にもなる」と強い口調で話す。この日は自ら一、三塁で構える投手陣にノックを打ち、捕球からの流れで遠投する練習を行った。「数字を下げるには練習。試行錯誤でやっていますよ」と残り１５試合を全力で戦い抜く。

[ 2010年9月18日付 ]