Bs・T-岡田、DHで出場!?指揮官“16日満弾”で決断
8日のロッテ戦(京セラ)で左太もも裏を肉離れし、全治6週間と診断されているオリックスのT−岡田外野手(22)が、きょう18日からの日本ハム4連戦(札幌ド)でDHとして出場する可能性が出てきた。岡田監督が今後の起用法について「昨日までは代打だけという考えやった。でも(今後は)DHで、ということもある。(昨日)打ったのが大きいよな」と話した。
前日16日の西武戦(スカイ)では劇的な一発で勝利へと導いた。8回に3−3に追いつき、なおも2死満塁のチャンスで負傷後初めて代打として登場。8日ぶりとなった打席でプロ初の満塁弾を放った。本塁打王レース独走の33号で、チームの危機を救った。
頼れる大砲は、この日も休日返上で汗を流した。スカイマークスタジアムで指名練習に参加。打撃練習後は治療も受け「(痛みは)ないですよ。そんなに劇的によくならないですけどね…。3日前よりはいいです」と回復をアピールして北の大地へ飛び立った。
また「いろいろ聞いています」と近鉄時代の01年に代打逆転サヨナラ満塁優勝決定弾を放ったこともある北川からは、1打席に集中するための心構えなどアドバイスももらった。
指揮官は「(DHでも)途中からな」と勝負どころで代打起用し、DHで残すプランを示唆。左足の状況を考慮し、条件付きながら“1打席限定”を解除する。
現在5位のチームが0・5ゲーム差の4位・日本ハム4連戦に大きく負け越せばCS進出の可能性は絶望的となる。3位・ロッテへの挑戦権をかけた戦い。不死身の主砲が運命の4連戦のカギを握る。
[ 2010年9月18日付 ]
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