キム・ヨナがユニセフ親善大使として「世界平和の日」に参加―韓国

　韓国のフィギュア選手キム・ヨナのマネジメント社は16日、キム・ヨナがニューヨークの国連（UN）本部で開かれる「世界平和の日」の行事に参加することを明らかにした。複数の韓国メディアが続々と報じている。

　キム・ヨナは行事で「全世界の平和と発展のためにするべきこと」という主題の学生討論会に参加し、「平和は成長の原動力である。世界の繁栄と未来の希望のためには絶えない努力が必要だ」というメッセージを伝える。行事には、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長とアンソニー・レーク総裁も参加するという。

　キム・ヨナは行事に参加することは光栄なことだとし、「より良い世界を作るための国連の活動に、少しでも手助けになれるということで心が満たされる」と感想を明かした。

　キム・ヨナはユニセフ国際親善大使に任命される前にもハイチ地震被害地域のために1億ウォン（約700万円）を寄付。また、「誇らしい韓国人賞」の賞金1万ドルをユニセフに寄付した。韓国メディアは「キム・ヨナの善行を受け、韓国のファンたちが3100万ウォン（約220万円）を募金し、ユニセフ韓国委員会に寄付するなど高い波及力をみせている」と報じた。

　一方、韓国ではオーサーコーチと決別したキム・ヨナの新コーチの選任にも高い関心を寄せている。キム・ヨナのマネジメント社によると、10月に米国のロサンゼルスで開かれるアイスショー終了後に新コーチを確定する予定だという。時間給でレッスン費用を支払っていたオーサーコーチとは異なり、今回は正式のコーチ契約を締結するという。（編集担当：永井武）

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