郡山の男性殺害事件　暴力団幹部を逮捕

暴力団関係者による郡山市の男性会社員殺人容疑事件で、郡山北署は１７日、殺人の疑いで本籍郡山市、住所不定、稲川会系暴力団幹部で無職根本亮一容疑者（２５）を逮捕した。

同署によると、根本容疑者は暴行については認めているが、殺意は否認しているという。

捜査関係者によると、根本容疑者は現場で暴行を主導していたらしく、同署は詳しく調べる方針。

逮捕者は計７人となり、発生から１カ月で逮捕状を取った暴力団組長と実行犯とみられている６人の全員を逮捕した。

同署の調べでは、根本容疑者は８月１７日午後１０時５０分ごろから同１１時半ごろまでの間、本籍郡山市、自称住所不定、暴力団組長の渡辺英規容疑者（４２）＝逮捕、送検済み＝の指示を受け、すでに逮捕されている組員と共謀して郡山市富久山町の男性会社員（当時４３）に対し、男性の自宅近くと市内の逢瀬公園で暴行し、殺害した疑い。