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せまシュラン (2010/09/18) 「とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ)」のワンコーナー、見た目は汚いけれど、料理は美味しいお店を紹介して行く「きたなシュラン」が最近面白い。確かに、飲食店は見た目だけじゃない。そこで私も、「お店はとてもイイのだけれど、めちゃくちゃ狭いメイド系店舗」を紹介したいと思う。そんなもん紹介して何になる?と思うかもしれないけど、実際に行ったことのある方なら解ると思うんです、「語るべき狭さ」なんです。 ガイドブックに出てくるような大箱のお店も楽しいが、アットホームな個人商店を探すのもまた、メイド喫茶巡りの醍醐味である。 というもの先日、東京都は中野にある「Chez Alices」に行った時この気持ちを思い出したのだ。席数は8、カウンター形式のバーなのだが、人っ子一人すれ違えない素敵空間である。もちろんそれ故の密着感がイイと思う。秋葉原は土地が狭い故のテナントの狭さがあるかもしれないが、ココはそんなのとは次元が違う。 このスタイルのトップはやはり新宿の「雪月華」だろう。席数ナント6、団体さんはまわれ右だ。実は私の「初・メイド系店舗」はここなのだが、この時は階段に行列が出来ていて入るまで2時間半も待たされ、「メイド・・すごい商売だ!」と感心したものだ。 また現在は常設ではないが、自由が丘の「ACID PANDA CAFE SIDE-A」もキてる。席数わずか4。それでも全盛期はメイドさんを常時3人も置いていたので、極論を言えばメイドさんとご主人様1:1も可能なレベルだった。そう考えるとコストパフォーマンスは優れていたと言えよう。 また飲食ではないが、リフレにもすし詰めのような狭さのお店もある。その中でも取り上げるべき狭さのお店といったら間違いなく秋葉原の「あきばふみもみポリス」であろう。こちらの席数は3、この数字は決して少ないものではないのだが、ふみもみポリスのソレはちょっと尋常じゃない。何というか、雑魚寝している3人の人を、チョークで床に線を引いてそれぞれの陣地を分けただけといったところ。しかしコンセプトはものすごく面白いお店なので、利用するなら是非空いている時間帯をオススメしたい。 最近では席数100を超すうさぎの森のようなコンセプトカフェが出来たこともあり、メイド喫茶の「広さ」についてはほぼ結論が出揃った状況である。恐らくこれを超える規模のお店はそう簡単には出てこないだろう。しかし、「狭さ」についてはまだまだこれらより下も出てくるかもしれない。予断を許さない状況であろう。ドアを開けて、席数2とかでビックリさせてくれるお店が出てくることを楽しみにしていたりする。 恐怖のインカム (2010/09/17) ビラ配り中のメイドさんには、お店と連絡が出来るインカムが装着されていることが多い。しかしインカムは構造上ボソボソと人目を避けて喋るように見える為、中には「アレで俺の悪口を言っているんじゃないか・・」なんていう負の妄想を膨らませる人もいる。 ビラ配りは基本的には店内のメイドさんを外に出すことになる。まさかビラを受け取って「それじゃあ行ってみようかな」というお客さんが現れた時「ごめんなさい満席です」じゃ何のためのビラ配りか分からない。当然、アイドルタイム中に行うものだ。しかしネットでお店を知った団体さんなんかが突然訪れるかもしれない、こうなると今度は店内がカラッポじゃ困るわけだ。そういう時に「集合!」と威力を発揮するのである。基本的にはそんなやり取りしかしていないので安心していい。 しかしあのインカムで一風変わったやり取りをしているお店がある。これはそこの現役のメイドさんの証言である。ちなみに喋っているのは店長のメイドさんだ。 (※ものすごく冷静な、機械みたいな声で) 「今日の売り上げ目標、80万円だよー、あとどれだけ足りないか、わ・か・る・よ・ね・?」 「あと60万、あとろくじゅうまん、あ・と・ろ・く・じ・ゅ・う・ま・ん」 「足りないなー、売り上げが足りないなー、た・り・な・い・なー」 (以下ループ、これが一日中続く) えっと〜、、メイド喫茶の売り上げって、ビラ配りで決まるんスか?ああ、そうでしたね、お宅はそうなんでしたね、スミマセンね。 メイド喫茶って、こうまでしなきゃいけない商売なのだろうか?私には、どうもそうは思えないのだけれども。確かに、売り上げはちょっとでも多い方がいいだろう。けど、メイドさんに圧力をかけてどうなるものでもないんじゃないか。車の営業じゃないんだからさ。 こんなプレッシャーに耐えながら外に立たされているなんて、まるで悪徳新興宗教の洗脳ヘッドギアだ。そりゃあ、他店のビラ配りのメイドさんとの会話も「そっちは待遇どう?」がメインになるわけだ。 ちなみに、どうして売り上げが足りないか老婆心から説明してあげると、それは店がつまらないからであって決してビラ配りのメイドさんのせ・い・じ・ゃ・な・い。 破産 (2010/09/16) 今月13日、東京都は秋葉原に在った「プラーナリフレ」が閉店した。テナントのシャッターには「破産」「弁護士」の文字が躍る貼り紙が。穏やかではないクローズの仕方である。 私はプラーナは大好きだった。人にメイドリフレを聞かれれば、問答無用でオススメ出来ると思っていた。しかし今回は破産がテーマである。このプラーナの破産について、私がプラーナを好きか嫌いかということを除いて、極めて冷静な判断をしようと思う。 さて、リフレクソロジーは実はものすごく儲かる商売なのだ。ではどれくらい儲かるかを説明しよう。 企業というのは、労働力を利潤追求の源泉とするものである。その極端なところがリフレクソロジーだ。仕入は従業員の労働力(つまり原価タダ)だけ、働けば働くほど人件費は下がっていく。まさに剰余価値だけで利益が出る商売である。しかもマッサージと異なり医療行為ではないから有資格者でなくとも出来る。 メイド喫茶に於ける商品の原価率は食品業界関係者なら憤慨するかもしれないけど、1割程度が普通であって1.5割なら「高い」とすら言われている。しかしリフレの方が遥かにボロい。実に原価率0割だ。また客単価の面で見ても、メイドリフレなら展開次第では5000円近くをたたき出している店もある。 それでも、破産なわけだ。一体プラーナは何がダメだったのか。 在りし日のプラーナに対するお客さんの評価は「施術メイン、ただしメイド系としてはイマイチ」といったところだろう。何故アキバだったのかよくわからない店、とも言えた。まあ、どっちもイマイチという店が多いので良店だったことは間違いないが、それでも破産なのだから、マーケットで受けた洗礼は「ダメな店」だったということだ。生き残るメイドリフレというのは、このバランスが重要なのである。 #272でも触れたが、これもひとつの「世代交代」と考えるとプラーナは息の長かった方である。要するに、このあたりの「逝ってしまったメイドリフレ」は、メイドブーム期を生きる体力はあったものの、ブーム後には生き残れなかったわけだ。「メイドリフレは、施術が良くても生き残れない」という悲しい事実が非常にリアルである。 最後に、閉店は余力のあるうちにすべきだろう。話によれば、メイドさんはおろか店長さんも貼り紙を見るまでは知らなかったとのこと。それじゃ当人たちにとっては夜逃げと等価の問題だ。しかも破産であるから給料の請求は難しい。つまりこれはトンズラだ。せっかくの技術派メイドリフレの末路がトンズラとは、少々残念である。立つ鳥跡を濁さずでいて欲しかった。 買い出し (2010/09/15) 多くのメイド喫茶では、備品やフードメニューの一部などを近所のお店で買い揃えている。要するに市販品だ。「当店は全てメイドさんの手作り!」というのがウリだという店でも、実は一品くらい何かしら市販品のお世話になっていたりするのは内緒の話である。 秋葉原で有名なのが「肉のハナマサ・秋葉原店」だろう。一体何店舗がココのお世話になっているのか・・だから、「あのメイド喫茶で食べたアノ味が忘れられない!」なんていう人はハナマサをチェックしてみると意外と自宅でも再現出来るかもしれない。 以前東京都は新宿に在ったメイド喫茶「みるふぃ(2007年10月31日閉店)」のメイドさんが買い出しに出ていたのはすぐそばにあるスーパー、「三平ストア新宿店」である。私はあの店の裏メニュー「からあげドリア」が未だに忘れられないのだが、もちろんここで買えるわけだ。実はこれ、創作メニューなので冷凍物がそのまま売っているというわけではないのだが、元メイドさんからレシピを聞いて買い揃えてしまった。ちなみにみるふぃにはオーブンが無かったので、ドリア類は全て湯煎で作っていた。よくもまぁ、、というわけだが、再現するにはそこも真似する必要があってなかなか楽しかった。 私は市販品を出すのがいけないなんてことは思わない。こんなことはメイド喫茶でなくともどこにでもある話である。しかし、市販品であることがお客さんに見えてしまうのは萎える。あくまでも見えないところでやることだと思うのだ。 というのも、以前私の知人がこんな目にあったので。 彼はとあるメイド喫茶でミルクレープを注文した。メイドさんはそれを書きとめている。すると裏から店長らしき男の方が血相を変えてやってきてこう言った。「ちょ、ちょっと!ミルクレープは品切れだって言ったでしょ!注文取っちゃダメだよ!」 おいおい、それは裏でやれよ。。この時点で客商売として十分「あり得ない」状況ではあるが、次の行動で「あり得ねぇ」にランクアップする。 メイドさんは「あ、、あの、すみません、、どうすれば、、」とオドオドしている。すると店長らしき男性は自分のお尻のポケットから二つ折りの財布を出し、千円札をメイドさんに渡してこう言った。 「しょうがないな、すぐそこのローソンで買ってきてよ。」 毒電波 (2010/09/14) メイド喫茶というのは、ご主人様・お嬢様1人に1人のメイドさんがいるわけではない。変な言い方かもしれないが、メイド喫茶はあくまでメイド喫茶であって決して自分専用のメイドではないということ。当たり前のことのようだが再確認だ。 即ちタイミングが悪ければお客さん10人にメイドさん1人など序の口であり、あるメイド喫茶では注文をする時にベルを鳴らすと「はーい、、お呼びのご主人様・お嬢様はどちらでしょう?」などという、珍妙なセリフが聞ける。メイドさんとのコミュニケーションがウリというお店だとお客さんもメイドさんとお話しに来るという人が多いので、放っておけば「メイドさん争奪戦」になるのは火を見るより明らか。「お喋りは1人5分までで効率よく均等に」などのマニュアルが出来てしまうのも致し方ないところではある。 こういうお店では、常連さん同士仲よさそうに見えて意外とヘンなところでけん制しあっていたりする。 お気に入りのメイドさんが他のお客さんと楽しく談笑していたりすると、遠くからその様子を恨めしそうに睨みつけつつ毒電波を送信するご主人様がいる。「早く終われ〜、早く〜!」と聞こえてくるようだ。他にも、自分の好きなメイドさんが他のご主人様と盛り上がり始めた途端「ガン!」とコーヒーのカップをテーブルに叩き付ける人を見たことがある。オーナー曰く「いつ出入り禁止にするか迷ってる」そうだ。こういう人はメイド喫茶には向かないし、ガン!とやったところでメイドさんにいいイメージが残るはずもない。 ところでメイドさんにこの話をすると「分かる分かる!」とよく笑われる。順番に話さなきゃいけないってお店から言われているのに、別のお客さんと話していると背後からさっきのご主人様の「早く終われオーラ」を感じる、とか。要するにバレているわけだ。恥ずかしいね。 メイド喫茶未体験の人にとって「メイド喫茶」と聞いたら色々なイメージを思い浮かべるだろう。静かな雰囲気を想像する人もいればアキバ系のアイドルを連想する人もいるかもしれない。どれも自由だ。しかしまさか「ご主人様の燃えるような嫉妬」を思い浮かべる人はいないだろう。でも、現実はこういうところです。 私たちはこうしたことを分かり切った上で、全てを笑い飛ばせる「達人」になりたいものである。そうすることで、お気に入りのメイドさんにまた一歩近づけるのではないだろうか。 最後に、それでもどうしても話したいという人は追加オーダーをするといい。オーダーなら必ずメイドさんが取りに来ることになるだろうし、品物を運んでくる際にも話せるだろう。メイド喫茶は、商売だよ。 すごく・・大きいです (2010/09/13) 観光でメイド喫茶に来たお客さんにとって、チェキは「記念撮影」、ポイントカードは「行って来たぜ自慢」に過ぎないかもしれないが、マニアにとっては完全なる収集対象である。 メイド喫茶のポイントカードやチェキを集めていると、枚数が増えて行くうちに保管しておくケースに困り始める。キャンドゥのがいいだの、ダイソーのがいいだの、100円ショップの名前でカードケースについて語るようになったらいっぱしのメイド喫茶マニアであろう。丁度いいケースを探すのは、マニアにとって死活問題なのだ。 チェキはまだいい、メーカー製の純正アルバムなどもある。それでも1000枚用などはないのでここはトレカバインダー等をオススメする。注意すべきは「擦れ」だ。表面が擦れると落書きが消えてしまう。そこで台紙などで固定することをお忘れなく。 ポイントカードは名刺大が主流であるが故、名刺ケースで保管するのが最も適していると思われているが、実はそうでもない。中には奇抜なサイズのものも存在するからだ。小さい物(キュアメイド等)はいいが、大きい物は名刺ケースでは入らない。例えばエムズメロディのカードは遊戯王カード並に幅が大きい。厚さも二つ折り、最高で三つ折り(ZQN cafe ARGO等)などもあるため一筋縄ではいかない。またクレジットカードのようなプラスチックのもの(アフィリアスターズ等)もあるので、ここは臨機応変に「名刺大」「それ以外」でケースを分けたりするのがいいだろう。ポイントカードであるから持ち運びが出来、すぐに取り出せなければ意味がないので1枚ずつ保管できるスリーブなどをオススメする。 次にラミカだが、これは全部同じに見えて実は手づくりのものが多く、どれも微妙に大きさが違う。その為、やはり1枚ずつ保管できるスリーブが適している。 レシートを集めている人も多い。レシートは今まで業界にどれだけの金額を費やしたか計算するのにもいい。これは写真のアルバムなんかがぴったりだ。長さはまちまちでも厚さは均一なので扱いは比較的楽である。 最後の砦は「コースター」だ。これだけはケースがない。形もスタンダードな丸いものばかりならいいが、実際はそうでもない。私は段ボール箱に収納しているが、、いいものがあったら教えて下さい。 メイド喫茶にハマるようになってからというものの、メイド喫茶以外にも足繁く通うようになったお店がある。それがトレカ屋である。傍から見れば何の関係が・・と思うかもしれないが、メイド喫茶にはコレクター心をくすぐる「グッズ」がこんなにあるのだ。お陰でトレカ屋のポイントカードも何枚か作ってしまったが、後悔はしていない。 イカサマ (2010/09/12) 現在の日本は資本主義国である。資本主義とは言い方を変えれば、より上手く搾取したヤツが偉い、という体制である。従って、短期間で何店舗も増殖しているメイド喫茶は、メイドさんに給料を出さずに誤魔化したり、メイド服代を縫製店に払わず難癖をつけて返品し、その間に中国の業者に1着こっそり渡してコピーさせていたり、そういうイカサマに長けているということであって決して「いい店を作ってたくさんのお客さんに支持されている」ということではない。だからメイド喫茶で大成功して高級車を乗り回すイケイケ社長だのと聞いて「何だかよく解らないが、とにかく凄そう!」なんて考えている人がいたら、それは「乗せられている」ということだ。資本主義において成功者とは、常に胡散臭い存在なのである。 最近では過剰アナウンスで客を入れるだけ入れてドリンク出したら後は放置、という店も横行している。はっきり言って、まったくもって面白くないしアナウンスと違いすぎる。ウソ、大げさ、紛らわしい。こういう時こそ「JARO」に電話だ。 しかし、サービスの観点に於いてはこういう店が効率的だったりする。ここがメイド喫茶における客と店の対立の原点である。メイド喫茶は癒しの空間であるから、お客さんにとってはゆったりくつろげてこそメイド喫茶であろう。ところがお店側にとってはとにかく回転率と客単価である。要するに互いの価値観がズレているわけで、両者は永遠に和解することはない。 それでも妥協点はあるはず、そここそがメイド喫茶とお客さんの距離である。例えばコーヒー1杯で500円から入れる店もあれば、1500円もかかる店もある。1500円といえば高級ホテルのラウンジ並かそれ以上でもある。金額を見れば、店がメイド喫茶を、メイドさんを、そしてお客さんをどう見ているのかが手に取るように解るものだ。もちろん人それぞれのメイド喫茶観はあれど、さすがに限度というものがあるだろう。 お客さんの価値観に出来るだけ近い店なら、こういう乱暴な設定にはしないはずだ。私が選んで欲しいと思うのは、こういう店である。こういう店にこそ、生き残って貰いたい。あくどい店だけが肥えて行き、まともな店から閉まっていくなんておかしい。 私たちはお客さんである。あの店がいいか、この店がいいか、どの店に残ってもらうかは私たちが決めるはずである。どうか皆さんにおいては、ごまかしやまやかしの蔓延っているメイド喫茶業界ではあるが、これだ!という最善の店へたどり着いて欲しいと願っている。 タバコ吸えますよ (2010/09/11) 近年では健康増進法の施行などもあり、タバコはその居場所がなくなりつつある。近い将来か遠い未来かは分からないが、最終的にはタバコというのは無くなる存在なのだろう。ちなみに私は一切吸わないが個人的な見解を申せば、JTがタバコの害について語るけど、本気で全ユーザーがピタっと辞めたら困る癖に・・と考えてしまうが。 さて、メイド喫茶とタバコは複雑な関係にある。 秋葉原のメイド喫茶では、喫煙は基本的にNGというお店が多い。故に、愛煙家にとってはメイド喫茶は少々辛いものがあるだろう。私は吸わないのではじめは全く気にしなかったのだが、タバコを吸う友達とメイド喫茶に入ろうとしてその肩身の狭さに驚かされた。ここもダメ、あそこもダメ、今まで体験したことのない「店選び」をさせられた挙句、歩き疲れて最後はドトールコーヒーになってしまった。メイドさんいない、、と二人でショボーンな感じになりつつアイスココアを飲んだのを今でも思い出す。しかも煙たい中で立ち飲み、アキバに来た醍醐味が99%失われた気分だった。 路上でチラシを配るメイドさんが、喫煙可のお店ならそれをウリにしている点からも、メイド喫茶がタバコをNGとしている店が多いということが伺える。「メイド喫茶いかがですか?タバコ吸えますよ!」といった具合。言われた人も、それを聞いて「おっ、それなら・・」と立ち止まる姿を良く見かける。それが十分武器として通用するのだ。あの時散々どの店でも断られたことを考えると、分かる気もする。 しかし注意しなければならないのはタバコが吸えるとはどの程度なのか、である。まさか全席で吸えるということはないだろうから、ここからここまで禁煙席であっち側は喫煙席、などの「分煙」ということかな、と普通は考えるだろう。ところが「めいどりーみんさぁど」ではタバコ吸えますよ!と客引きする割に灰皿は店内のどこにも無いという。それじゃあどこで・・?とメイドさんに尋ねると「あちらでどうぞ!」とドアを指さされる。なるほど、こことは別に喫煙スペースがあるのね、とドアを開けるとビックリ仰天、そこは外だった。しかも当日は雨。「タバコ吸えますよ」ってこういうことを指すんじゃないと思うけどね。それでも肩身の狭い愛煙家なら、それでも「ああ、吸える!」と思うのだろうかね。吸わない私には解らない心理なのだろうか。 と思ったんだけど、あれだけ断られ続けた挙句ドトールにするかどうかを悩むくらいなら、あの時だったら磁石に吸い寄せられるようにして入りそうな気がした。強いんだなぁ、タバコ吸えます、って。 コンセプト変更 (2010/09/10) コンセプトカフェの「コンセプト」はまだまだ未開拓の地が広がっている。先日東京都は秋葉原にオープンした「Dream」がモチーフとするのは「海の家」である。また、ありそうでないのが、チャイナ服姿のウェイトレスさんを置いた中華料理店(「娘耳姉妹」はリフレなのでちょっと違う)。他にも、CAの格好をして機内食を出す「飛行機カフェ」とかも無い。電車はあるのにね。 もちろん、何事も需要がなくては始まらないだろう。海の家だってただ目新しいというだけではお客さんは入らないはず。それに、コンセプトカフェのコンセプトというのは所詮は「足がかり」に過ぎない。例えば、幽霊メイド喫茶「アイネブルグ」がある。最初はもちろん、「何それ?幽霊メイド?面白そうじゃん!」ってコトで行ってみようというフラグが立つかもしれないが、2度・3度となると「幽霊だから」通うという人はほとんどいないはずだ。即ち、これらのコンセプトには「最初は目を引くインパクト」と「何度通ってもおかしくないシステム」の両立が求められているわけだ。 「幻橙館」では今年3月、コンセプトを「昭和レトロメイド喫茶」から「ヨーロピアンメイド喫茶」に変更した。話によれば、1年ごとにどんどん変えて行こうといメイドさん全員で決めたそうだ。これはこれで、面白い試みである。私個人の感想を言えば、昭和レトロも珍しくて良かったけれど、ヨーロピアンの方が珍しさは薄まった感はあれど、より入りやすくなったと感じる。常連さんもすんなり移行出来ているみたいなので、決断は正しかったのではないか。 この成功を見て、秋葉原の某有名店が「ウチもそろそろコンセプト変えてみるか・・」と計画を練っているという。ソースはそこで働くメイドさん。新しいコンセプトとして企画されているのが何と「ロリショタカフェ」というものだそうだ。 ロリとショタ・・まぁ、ある程度の需要は確実にあると思うが、果たしてどんな人をウェイトレスに雇うのだろうか?童顔の人だろうか?子供を雇うわけにはいかないもんな・・いや、待てよ?先日このコラムで取り上げた「BARネルフ中野支部」のような形態ならば・・?それはないか。 ロリショタがどういう形で実現するのか(会議で誰かが止めそうな気もするケド)解らないが、もし本当に出来たとしたら、まず間違いなく「mixiニュース」あたりが全力で取り上げそうな気がしてきた。先ほど書いた「インパクト」と「システム」も両立している気がして、何だろう、ちょっと怖い。 本当にそれでいいの? (2010/09/09) 新しく出来るメイド喫茶を見ていると、果たして一体どんな勝算があったのかと疑いたくなる店がある。全く新しくメイド喫茶をオープンするとなれば規模にもよるが最低でも1千万前後のカネを賭けることになるわけだというのに、「本当にそれでいいの?」と聞きたくなるような、戦略と呼べる戦略なぞ皆無、メイドという名の持つ顧客吸引力が未だにあると思っていて、「メイド喫茶、オープンしました」というだけで朝から行列が出来ると信じ込んでいる人たちがオーナーだったりする。いや、逆説的に言えば「だからこそオープン出来る」のかもしれないが。 ハッキリ言うと、そういう意味での「メイド喫茶」は現在完全に息絶えていて、事前の宣伝なしでオープンしたところで1日の営業時間の8〜9割がアイドルタイムという素敵な店が出来上がってしまうだろう。売り上げが2万円、それに対しメイドさんの給料が4万円なんていうことはザラである。聖地秋葉原のメイド喫茶でも、1日営業してお客さんゼロなんていう店もある位だ。 この人たちはそう思い込んでいるわけだから、人の助言には耳を貸さない。寧ろ、自分の思っていることを否定するヤツらを敵とみなし、騙されまいと余計に自分のメイド喫茶観を信じ込む傾向にある。だからオープンするしかないのである。まかり間違ってもコンサルなんて絶対に入れない。 ところが日数が経過するにつれ、さすがに上記のような素敵現象が頻発すれば「ヤバい」と解ってくる。私的には、この日数はおよそ10日から2週間前後、ズボラなオーナーだと1カ月前後といったところか。集金計画にメドが立たなくなったことが浮き彫りになるので、このあたりで改革を迫られると言っていいだろう。 というわけで、新しいメイド喫茶が上手くいっているか、人気かどうかは、オープン2週間後〜1ヶ月後あたりを見れば一目瞭然だ。もしもその時儲かっていなければ営業努力をしようとするだろうから、店によっては席料半額キャンペーンなどをやるだろう。遊びに行くならこのあたりの時期が丁度いいかもしれない。その時期に何もやらないようなら、余程上手くいっているのだろうと考えていい。 #080でも触れたが、「メイド」を保険だと考えるのは2010年では不可能だ。「生命保険に入ったから、車に轢かれても大丈夫」という店に立ち入る隙は、マーケットのどこにもない。にもかかわらず、どんどん増えている。で、どんどん潰れている。 こうした流れが不動産価値を高騰させ、経済を流動化させているんだと考えると、何とも言い難いものがある。 まったり (2010/09/08) 連休中にカラオケに行くと、特別料金などと称して普段よりボッタくられることがある。お客さんはいつもより多くバタバタしていてサービスが行き届かないくせに割高、店側にとってはこれほど嬉しいことも無いだろうが、客側にとっては全く嬉しくない。客にとって嬉しいのは、他にお客さんがいないガラガラの時間帯であろう。もちろんこれじゃ商売にはならないが、事実だから仕方ない。 メイド喫茶においても同様で、店内がたくさんのお客さんで賑わっているのはいいことだし、メイドさんのやる気にも繋がるだろうと思う。しかし、お客さん側にとってメイド喫茶をもっとも楽しめるタイミングは、他にお客さんがおらず「貸し切り」みたいな感じになった瞬間だろう。このことはメイドさんのブログなんかでは「今日は空いてました〜」なんて正直に書くのは店が不人気みたいで恥ずかしいので、今日は「まったり」でしたなんて歪曲表現される。簡単にいえば「暇でした」ってことなんだけどね。 もちろんこのまったりの時間帯は狙えるものではない。自分以外のお客さんが入ってくればそこで終了だからだ。それからいつもまったりなのはまったりではなく不人気そのものであり、いずれは消え行く店だろうからあまり有難味のあるものではない。ポイントは、「いつもはメイドさんを独占できない人気店の不意のノーゲスト」である。個人的には在りし日の旧カフェドール東京の開店直後1〜2時間あたりのまったり感がとても良かった。ま、さすがに2時間まったりとなると店を心配してしまうのだけれど。。 また、まったりタイムに突入すると普段は絶対に話せない裏話が聞けたりするのも楽しい。冷静に考えると大した話でもないのだけれど、なんとなく連帯感というか、メイドさんと秘密を共有した気になれる。距離が縮まった錯覚を起こすのだ。 実はこれ、「他にお客さんが誰もいない時は、さも秘密みたいな話をして、「俺って、ラッキー?」みたいに誤解させるように!」と明文化してあるお店もある位強力な「囲い込み」だったりして、全部が全部じゃないとは思うが、単に乗せられただけということもある。 こういうことをするのは、常連育成型の地方にあるメイド喫茶なんかなのだが、他のお客さんが誰もいない時は、ご主人様の手を握りなさいなんていうマニュアルを用意してあったりして、私が男なら間違いなく「ハマる」ことになると思うのだ。例えやらされていることが見え見えでも、手を振りほどくことは許されないだろう。 「まったり」はお客さんにとってはとても楽しい時間帯ではあるが、何事もほどほどに、、 掛け持ちとびっくり同伴 (2010/09/07) メイド喫茶のメイドさんの中には、色々事情があるのだろう、夜はキャバクラで働いているという子もいる。基本的に水商売に手を出す女の子というのは悪い男に騙されたなどの苦い過去があったりするものなので、私は個人的には悪いことだとは思っていない。 もちろん、キャバクラのキャの字が出てきただけで毛嫌いするキャバクラアレルギーのようなご主人様が多いのもよく分かっている。私もどうでもいい。しかし、「(私、キャバクラと掛け持ちしてるの、なんてカミングアウトされると)つい行っちゃうご主人様」の比率は圧倒的に高い。 当然、お店によってはそのことを言ってはいけないという規則もあったりするが、#209のように積極的にお客さんを勧誘しちゃう子もいる。中には店そのものがそういったビジネスモデルで成り立っているところもある(母体がキャバクラも経営しており、そちらへ客を引っ張ってくる目的のメイド喫茶もあるよ、ということ)。ちなみにこの手のメイド喫茶はメイド喫茶としての採算を度外視しているため、表向きはかなり健全だったりする。 私は女だから勧誘されないけれど、「メイドさんからメアドが書いてある小さな紙を帰り際に渡された!これはフラグかも!」と喜んでメールを出してみたら、10回目くらいのメールのやり取りから「実はお母さんが病気で・・」などとお約束のストーリー展開を切り出され、結局行くことになってしまったという悲劇なんかを幾度となく耳にしてきた。また、メイドさんを辞める際に今まで自分のファンだったご主人様全員に連絡先を渡しておき、全員を自分個人のお客さんにしてしまおうと画策する子もいる。誰が悪いのかと言えばそのメイドさんなのだが、付いていくお客さんのリアルな心情を察すると、一筋縄では行かんわいという感じがひしひしと伝わって来る。 秋葉原のあるメイド喫茶では、先日店を辞めたばかりという元メイドさん(現:キャバ嬢)が去り際に当時のお客さんに連絡先を渡しその後うまいことキャバクラへ呼んだのだが、同伴出勤する際のデート先をそのメイド喫茶に指定したというから大変だ。当然彼女は私服で、傍から見たらカップルのデートである。事実関係を知らない他の常連さんからしてみれば、「まさか、アイツらデキてたのか?」といったところだ。だが、事実はただの同伴出勤。こちらのほうがよほど悲しい気がするが、当人たちにとっては例え何であれ(元)メイドさんと私服でデート(まがいのもの)が出来るだけで偉いのだろう。 勧誘に釣られて行くも行かないも個人の自由だと思う。けれど、キャバクラで何万も使うくらいならメイド喫茶に10回来た方がいいと思うな。どちらにせよどうせ何もないんだから。 記録更新 (2010/09/06) メイド喫茶の席料について、またも考えさせられる出来事があった。 時間制のドリンク飲み放題(シャッツキステやアフィリア魔法学院など)を除いた、所謂「席料」の形態の「天井」についてのお話を。 ここ最近は当たり前のように席料を取る店ばかりがオープンするので、席料のない数少ない生き残りのメイド喫茶を文句なしで「良店」とする考えがお客さんの間で浸透しつつある。もちろん席料を取るのは店の自由だが、それに見合う内容の店は本当に少ない。 現在の秋葉原で、かなり評判の悪い席料のシステムは「もののぷ」のやり方である。席料500円、ドリンク500円〜、さらに初回限定で入場料として500円要するため、ドリンク1杯で1500円かかることになる(2回目以降は入場料は不要なので1000円〜)。普通、こういうビジネスモデルって初回が安いんじゃないの?というのが大半のお客さんの感想だ。私がどう思うとかじゃなく、「それで本当にいいの?」って思う。 また、入場料はかからないものの金額的な面で驚かされたのは「萌えコン@カフェ」である。席料800円、ドリンク800円なので最低でドリンク1杯1600円スタートとなるため、先ほどのもののぷよりも実は高い。この店は「生ビール50円」とうたっているものの、ワンドリンク制(ビールは含まない)な為ビール1杯注文するためには1650円かかって飲み物が2つになるというマジックを採用しており、少々どうかしている。 しかし、本当の意味で目を疑ったのは先日オープンしたばかりの「とっぷすいーと」である。この店の席料のシステムは、カウンター席800円ソファー席1000円とめいどりーみんのソレを踏襲しており「見て作った」のがバレバレなのだが、ドリンク類は800円〜なのでソファー席に座った場合、最低金額が1800円からと、恐らくこの手のシステムでの過去最高値を記録。お客さんからどんどん遠ざかっている。 メイドCafe&Club(昼キャバ)の「ぴゅあはーと」の席料を見ると40分1500円であるから、このまま行くとそろそろメイド喫茶とキャバクラの料金が横並びになることは確実である。まさかキャバクラより高いメイド喫茶が出来るなんてバカげたことは、、と思いたいが、そのまさかが起きる可能性も否定は出来ない。 メイド喫茶というのはキャバクラではないので、キャバクラへ行きたい人にとってはイマイチ不完全燃焼感のある形態だろう。従って、彼らがキャバクラ代わりにこうした店を選ぶというのはほとんど無いはずだ。 これらの店は「誰の為の」店なのだろうか?そしてメイド喫茶はどこへ行こうとしているのだろうか? 海外情勢 (2010/09/05) 昨年10月、東京は秋葉原に「@SWEET(2010年3月31日閉店)」というメイド喫茶がオープンした。オーナーは香港の方。カネがあって何かやりたい、メイド喫茶は儲かるらしいというだけで参入してきたというチャレンジャーであった。作ったのは今時「ただの」メイド喫茶。その顛末はわずか5カ月で撤退であるが、彼はその時こう言った。「香港で(メイド喫茶)やった方がよかったかな」。1400万円失って得た「教訓」らしい。 一時期、海外にあったメイド喫茶は全部潰れたと言われていたが、最近はまたブームがぶり返しつつある。よくメールで連絡を取る知人によると、シンガポールには最近「メイドしゃぶしゃぶ」がオープンし、だいぶ繁盛しているという。この店はオタクのものといった感じではないそうだが、週末は満席だというから需要はあったのだろう。 そういえば、かの「ぴなふぉあ」はかつて、タイはバンコクに進出(2008年5月11日閉店)していた。ここは立地がメチャクチャなのに値段設定は相当強気でかなり頓珍漢だった。メニューは英語と日本語で書かれていたので現地在住の日本人と観光客向けだったのかもしれないが、ラーメンが50円で食べられる国だというのにお絵かきオムライスは500円もした。日本ならラーメンは10倍の500円程度だと仮定するとこのオムライスは5000円ということであるからこれは相当だ。それでも成り立ったのは、飛行機に乗って秋葉原まで行くのに比べれば断然安いからであろう。 ちなみに立地がメチャクチャというのは、バンコクにも「ミニ秋葉原」みたいな街が何か所あるわけだが、何故かぴなふぉあは「おいおいそこはオタクも観光客も行かないんじゃ・・」と言いたくなるようなオフィス街のど真ん中にあった。パンチップ(パソコンソフトやゲーム専門のショッピングモール)なんかに作った方がよかったんじゃないだろうか?家賃は高いらしいけど。 メイド喫茶は、現在の秋葉原や池袋では見ての通りほぼ飽和状態である。特に昼間の時間帯に関しては、需要量と相対的に考えて空いているポストは無いといってもいい状況だ。その意味では@SWEETのオーナーが言った「香港」の方が確実にチャンスは転がっているだろう(彼がやって成功したかどうかは別問題だが)。 もしも「どこにしようか」なんて悩んでいる資本家がいたら、あまり狭いところに凝り固まらずに、一度海外に目を向けてみるのもいいかも知れない。「ハハハ、何を突飛なことを」と笑われるかもしれないが、少なくともただのメイド喫茶でも秋葉原よりは遥かに勝算があると感じるのだ。 それぞれのステロタイプ (2010/09/04) メイド喫茶は3種類に分類出来ると#281で書いた。「観光客向け」「オタク向け」「マニア向け」、どの店舗がどれに分類されるのか、私の見解を書いていきたい。これで「貴方がこの3者のうち何者なのか」と「貴方の通う店は何者なのか」が傾向として解るはず。 まず、観光客向けとは「誰に紹介しても、平均的かつ高い満足度を求めるなら及第点」という意味で@ほぉ〜むカフェやうさぎの森のような店を指す。特にうさぎの森はメイド喫茶の枠を超えテーマパークとしての地位を樹立しつつある。このタイプのお店は女性やカップルにも優しい。もちろんどちらも観光客でなくても楽しめるお店ではあるが、この後の2種類は俗に言う「テレビで見たやつ」ではない。 次にオタク向けであるが、これは「所謂オタクに、メイドとは何かと尋ねた時当てはまるステロタイプなメイドがいるお店」という意味で、現在あるお店できちんとそれが出来ている店舗を挙げるとやはりシャッツキステやキュアメイドになるだろう。これらは「メイドさんは見て楽しむもの」として位置付けられており、店内もどちらかというと荘厳系で、ゆったりまったり落ち着くタイプになっているのでテレビを見てやってきた観光客には物足りないお店である。また、後述するマニアにも違うお店だ。 最後に、メイドと聞けば一度は行っておこうと考えるメイド喫茶のマニアの為のお店というのがある。上記2つには分類されず、観光客が行けば「テレビと違う」、オタクが行けば「こんなのメイドじゃない、邪道」などと言われるがマニアには「これこそメイド喫茶だ!」と喜ばれる、それが幻橙館やピンキーカフェなどである。メイド喫茶と言えば?の問いに「・・ラミカ付きのオリカク!」などと眉ひとつ動かさずに答えられる人なら必ず楽しめる店だ。付け加えておくと、2010年現在増えている新店はほぼすべてがこれに該当している。 このように3種類に分類し、貴方が、お店が、何者であるのか、どの位置にいるのかを把握しておくとより自分に向いた楽しいメイド喫茶が見つかることとなるだろう。 オススメのメイド喫茶を教えてください!という初心者からの質問に「色々なタイプがあるので、3・4軒ハシゴしてみるといいですよ」という模範解答がネット上でよく見られるが、この分類上同じタイプに分類される店に3軒行っても意味はない。自分が何者に分類されるのかまだわからないという人なら、是非観光客向けから1つ、オタク向けから1つ、マニア向けから1つなどという3店舗の選び方をすべきだろう。そうすることで「私はうさぎの森だなぁ」「僕には幻橙館かな」などと最善のお店にたどり着けるはずだ。 注意: ・当ページの内容の無断複製、転載は有料・無料問わず全て禁止とします。 |
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