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2010年9月17日(金) 19:15 |
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高校の男性教諭が「殺すぞ」など暴言
真庭市内の県立高校で、男性教諭が宿題を提出しなかった生徒に対して「殺すぞ」などと暴言を吐いていたことが分かりました。 学校と県教育委員会が現在、こうした発言に至った経緯などを調査しています。
高校によりますと、今月10日、2年生のクラスで、担任の25歳の男性教諭が夏休みの宿題の一部を提出していなかった男子生徒に対して「出さな、殺すぞ」などと叱ったということです。 さらにこの男性教諭は別の日に、この生徒に対して「13日までに出す言うたろ。まだ生きとったんか」と言ったということです。 生徒の保護者から学校に相談があり分かったもので、生徒はショックを受け、翌日学校を欠席しました。 男性教諭と校長、教頭は16日、男子生徒と保護者に謝罪したということです。 また高校では17日朝、教員を集め「生徒に配慮した言葉遣いをするように」と指導しています。 高校によりますと、これまで生徒と教諭の間にトラブルはなかったということで、教諭が暴言をはいた経緯について、県教育委員会とともに調査を進めています。 児童・生徒や教員らの悩み相談に応じている岡山市内のボランティア団体です。 高校教員歴39年の難波さんは、このような教員の「行き過ぎ」とも言える行為が県内外で多く起きているのは、教員同士の人間関係が希薄になってきていることも背景にあると分析します。 岡山県教育委員会は、今回の件に関して、今後事実関係の確認を進め厳正に対処する方針です。
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