国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員(49)は17日、11月28日投開票の県知事選への自身の出馬について「今はそういったことは考えていない」と否定した。その上で「儀間光男浦添市長がいいのではないか。基地問題を現実的に解決していくためには第3の候補者は必要だ」と強調し、儀間氏と協議する考えを示した。那覇空港で、記者団に答えた。
下地氏は、出馬表明している現職の仲井真弘多知事、新人の伊波洋一宜野湾市長について「2人では選択肢が少ない」と指摘。「だれかが出て、現実的に基地問題を解決して、経済も良くしていかなければならない。与党としてきちんと政府と話し合って、政府の考え方を理解しながら(普天間飛行場の移設問題を)終わらせないといけない」と述べた。