平壌国際映画祭が開幕　アントニオ猪木氏あいさつ

北朝鮮の平壌で１７日、第１２回平壌国際映画祭が２４日までの日程で開幕した。人民文化宮殿で行われた開幕式では、日本から出品された辻仁成監督の「ＡＣＡＣＩＡ」（アカシア）で主演したアントニオ猪木（本名・猪木寛至）氏が来賓としてあいさつした。

　猪木氏は「朝鮮労働党創建６５周年を迎える意義深い年の映画祭への参加を幸運に思う」などと話した。同氏は今回の訪朝で、北朝鮮から親善勲章第１級を授与されている。

　開幕式には、康能洙副首相、洪光淳国家映画委員会委員長のほか、平壌駐在の外交団なども出席した。

　今回の映画祭には、日本のほか中国、ドイツ、ミャンマー、ラオス、カンボジアなどの作品が出品され、期間中は平壌市内の映画館で上映、審査が行われる。 （共同）

[ 2010年09月17日 22:33 ]