自動車工業会長 円安ではない
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自動車工業会長 円安ではない

9月16日 13時49分 twitterでつぶやく

政府・日銀が6年半ぶりに行った市場介入で円相場が1ドル=85円台に値下がりしたことについて、日本自動車工業会の志賀俊之会長は、16日日の記者会見で「円安の水準に戻ったとは認識していない」と述べ、引き続き政府に対して円高への対策を求めていく考えを示しました。

この中で志賀会長は、政府・日銀の市場介入について「タイミングよく手を打ったと思う」と評価しました。そのうえで、志賀会長は、市場介入の結果、円相場が1ドル=85円台に値下がりしたことについて「円安の水準に戻ったとは認識していない。このままの円高水準が続けば、自動車産業のものづくりは競争力を弱め、生産が海外に流出するのを止められない。円高対策を断固たる決意で継続してほしい」と述べ、引き続き政府に対して円高への対策を求めていく考えを示しました。