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【大相撲】横綱白鵬が53連勝 2位千代の富士に並ぶ2010年9月17日 19時27分
大相撲の横綱白鵬(25)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル・ウランバートル出身、宮城野部屋=が17日、東京・両国国技館で行われた秋場所6日目の結びの一番で、平幕の琴奨菊をはたき込んで53連勝とし、千代の富士(現九重親方)が1988年につくった昭和以降2位の記録に並んだ。同1位は戦前に活躍し、36〜39年にかけて達成した双葉山の69連勝。 白鵬は1月の初場所14日目から負けなし。7月の名古屋場所では大鵬の45連勝を抜き、史上初めて3場所連続の15戦全勝優勝を果たした。今場所は自身初の4場所連続となる16度目の優勝を目指している。 日本相撲協会は野球賭博問題など不祥事と決別するため、今場所前には暴力団等排除宣言を行った。角界再生の場所で偉大な記録が生まれた。 大関陣は琴欧洲が稀勢の里を寄り切り、6連勝とした。把瑠都は新関脇阿覧を押し出し、日馬富士も旭天鵬を押し出してともに5勝目。13度目のかど番の魁皇は栃ノ心の寄りに屈し、3勝3敗となった。 白鵬、琴欧洲と平幕嘉風の3人の全勝は変わらず。十両は豊ノ島がただ一人の6連勝。 白鵬の話 場所前から一番近い目標が53連勝だった。それに並んだのはうれしい。若干、緊張感があったけど、流れの中で勝てた。九重親方(元千代の富士)にはいろいろアドバイスをもらった。これであしたから気楽にいける。次の目標は60にしておきましょう。 (共同)
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