望 〜都の空から
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【社会】鈴木宗男議員が失職 異議申し立て最高裁が棄却 実刑確定、収監へ2010年9月17日 朝刊
北海道開発局発注工事をめぐる受託収賄など四つの罪で懲役二年、追徴金千百万円の判決を受け最高裁で上告が退けられた衆院議員鈴木宗男被告(62)について、最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は、鈴木被告側の異議申し立てを棄却する決定をし、実刑が確定した。決定は十五日付。国会法と公職選挙法に基づき、鈴木被告は同日付で議員を失職した。国会議員が実刑確定で失職するのは戦後四人目。同小法廷は「申し立てには理由がない」と判断した。 今後、東京高検が収監手続きに入る。収監時期についての規定はなく、鈴木被告側と調整して日時などを決めるとみられる。ゼネコン汚職事件の中村喜四郎元建設相は確定から約二週間、ケーエスデー汚職事件の村上正邦元労相は約一カ月で収監された。 鈴木被告は二百二十日の拘置期間を差し引き、最長で一年五カ月ほど服役する見通し。刑期を終えてから五年間は、公職に立候補できない。 鈴木宗男被告のコメント 五日間で門前払いされ驚いている。後援会をはじめ激励いただいた皆さまには、このような結果になり申し訳なく心からおわび申し上げる。
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