ヒーリングスペース ティアラ






プロフィールコラムTOP



美的センスの磨き方

第16回 節分
 先年行われました『ロマスペ・美的センスの磨き方』では、音楽、プロレス、女性のファッションなど身近なものを題材にお話し致しました。実際には、日常生活全てが美そのものですので、わずか一時間たらずの講義では、到底ご紹介しきれるものではありませんでした。せっかくの美しい絵画を見て、美的センスを磨いたとしても、日常生活がだらしなければ何の意味もありません。正しい行いをしてこそ、美しい絵画の美を生かせるのです。それだけ、何気ない日常生活はおろそかに出来ません。その中で、とても大切にして頂きたいものがあります。四季折々の行事です。今の季節、特に大切にして頂きたいのが節分です。節分は平安時代頃の悪魔退治のために始められたのが起源です。もちろん、鬼ではなく、悪魔に向けて煎り大豆を投げられていました。時の権力者達が、善なる鬼を悪に仕立てて、何も分からない人間にすり込みをしたのです。いつの時代にも刷り込みを行う悪い権力者が居りますので、正しいものを見極める霊視力が、常に必須となるのです。
 大豆は、霊的覚醒への道のセミナーの中でも、食べたことによる霊的効用をお話ししておりましたが、食べる効用以外でも素晴らしい効用があります。大豆を煎ることにより、大豆本来持っている悪を倒す力を最大限に引き出すことが出来るのです。そして、鬼や良い人間に投げると元気になるのです。今は、衛生面の問題があるからと言って、落花生を使いますが、まったく節分の効果を得ることは出来ません。一見、豆を投げるという暴力的行為ですら、相手を思いやる美しい行いなのです。家庭や学校で豆まきをする時は、鬼の役を誰もしたがりません。子供たちは特に投げるばかりに楽しさを見出しているようです。しかし、豆を投げられることで、鬼の自己犠牲の精神を受け取ることが出来ます。もちろん、煎り豆の力によって悪魔は追い出され、元気百倍(アンパンマンみたいに)になります。落ち込んでいる人には特に有効です。節分の時に絶対に豆まきをしますが、節分に関わらず、『あっ、なんか落ち込んでるぞ!』『仕事で疲れたな〜』そんなときにはどんどん豆を投げつけられて下さい。そして、自分だけでなく人にも元気になってもらうために、子供たちと順番に鬼の役をして下さい。その時にはもちろん『鬼は内!』『福は内!』と言って下さい。どうぞ、子供たちに正しい節分を伝えて頂きたいです。宜しくお願い致します。


「コラム」メインページ