第13回 漫画とアニメ (1)
漫画は子供から大人まで好きな方が多いのではないでしょうか。漫画は絵が中心で、それを補足する形の表現のものですので、世界中の人が共有出来る芸術作品です。他の国の漫画を全部を見たことがありませんが、一般的に言われている通り、日本の漫画のレベルは一番高いと言えます。それと同時に良くない物も多いのも確かです。世界中の子供から大人まで、発信するものだからこそ、よい物と悪い物の判断を持つことが大切です。霊的な修行として毎日、本を読むことを勧めています。一日50ページ、多すぎもいけないし、少なくてもいけません。その中で、平岩先生は、漫画は読書に入らないことをいっております。電化製品のつまらない説明書ですらいいのに、漫画はいけないのです。漫画がどんなに素晴らしい内容で、今後の生き方を変えたり、勇気をもらう内容でも、電気炊飯器の説明書の文字の羅列には勝てないのは、たった一つの理由だけなのです。絵が無い本や電化製品の取り扱い説明書は、抽象から具象に変換させる作業を無意識にします。しかし、漫画は全て見たまま受けとります。見たままの世界がそこには広がるのです。ファンタジーそのもの世界が、広がるのです。本は、抽象というただの文字から無限にイメージが広がるのです。それこそ本当のファンタジーではないでしょうか。人は常に少しの情報から多くを手に入れる作業をしていなければ、個我が縮小し、回転しません。個我とは、眉間にある自分そのものであり、高速に回転していないと自分というものはないものになります。むしろ動物に近いと言えます。動物は、食欲など生理的欲求で行動しています。最近、気になるのは個我の小さくて、回転をしていない人が多いことです。そういう人は、目や動作が家畜のようなのですぐに分かります。現代は漫画がいつでもどこでも読めて、本よりも漫画を読む人の方が多いのが心配なのです。特に犯罪者はその生理的欲求で行動していますので、世の中のほとんどの人が、本を多く読んでいたらどれだけ犯罪者がいなくなるでしょう。本を読むなどの抽象から具象に、具象から抽象にの変換作業は、純粋に霊力向上しますので、日常で意識的にしてみるのもいいかもしれません。我が家でよくするのは、しりとりです。あれ程、瞬時に具象から抽象にする作業はありませんし、なんといっても楽しいのです。
次回も、漫画とアニメについてです。この続きがありますので、今回を読んだだけで漫画を全部捨てないで下さい。次回は、漫画のメリットについてです。
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