ヒーリングスペース ティアラ






プロフィールコラムTOP



美的センスの磨き方

第10回 お飾りについて
 12月に入って、恒例の夕方の散歩をしていると、クリスマスの電飾をしている家庭を見かけるようになりました。窓の内側に電飾をしているお家、ベランダいっぱいに電飾やサンタが侵入しようとしているもの、庭の木に電飾をしているお家など、見ていて本当に楽しいです。今は、それを基準に散歩コースを決めているくらいです。何年も前からこの季節になるとクリスマスの電飾に力を入れている家庭の特集をテレビで見ますが、そういった大規模でなくても、一家庭で行う電飾でも、心が嬉しくなります。むしろ、どきどきわくわくします。これは、行っている家庭が正しいことですので、どの家庭もどんどんやって頂きたいです。電飾している家庭は、家が明るくなるだけでなく、必ず家庭内も明るくなります。家庭内みんなが仲良く幸せになるのです。これは、女性のファッションに通じることなのかもしれません。そもそも、クリスマスやお正月は、地球上において、最も大切な行事です。それを現在風にお祝いをするとしたら、やっぱり電飾しかないでしょう。もちろん、クリスマスツリーも必ず必要です。みんなで、飾り付けをしたり、毎年新しい飾りを増やしていく楽しみもあります。
 日本でも古代から鎌倉時代まで、クヌギ、コナラなどどんぐりが出来る木に派手に飾りつけをする習慣とプレゼント交換の習慣がありました。鎌倉時代のまったく野暮ったい源頼朝が、儀式めいたもの、美的なものを排除したために、その習慣そのものがなくなってしまったのです。クリスマスを祝う習慣が無くなったと言うことは、本当に大変なことで、それ以降クリスマスを祝う習慣や派手に飾る習慣が、復活するまで世の中は大変だったことは、皆様ご存知の通りです。
 クリスマスを電飾などで派手に飾ることは、神々に対しての祝福もありますが、一番の目的は世の中の平和を祈ることにありました。平和とは戦争を無くすことだけではありません。犯罪も無くなります。実際問題、暗い夜道は、犯罪が起きる確立が高いと言われていますが、クリスマスのあの派手な明るい家の付近では、痴漢もさすがにそんな気がおきません。誰もが平和な気持ちになるからです。是非、犯罪を減らすためにも多くの家庭や企業でも派手なクリスマスの飾りをして頂きたいです。電飾は、楽しいと思う反面、電飾をするにはかなりの電気代がかかるとも言われています。しかし、決して無理をしろとは言いません。初めは無理の無いところからすることをお勧めします。毎年行う家庭は、必ず毎年規模を少しづつ増やしてみて下さい。必ず、収入も比例していきます。皆様も電飾鑑賞をお勧め致します。
 それから、手紙でも構いません。大切な方へのクリスマスのプレゼント交換も忘れずにして下さい。一年の大事な締めくくりは、これに尽きます。


「コラム」メインページ