国交相 漁船衝突で海保を視察
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国交相 漁船衝突で海保を視察

9月16日 16時1分 twitterでつぶやく

沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で、中国の漁船と海上保安部の巡視船が衝突し、漁船の船長が逮捕された事件で、前原国土交通大臣は、捜査が行われている沖縄県の海上保安部を視察し、「衝突時の状況はビデオで撮影しており、どちらが体当たりしてきたかは一目りょう然にわかる」と述べ、日本の法律に基づき、きぜんとして対応していく考えを示しました。

海上保安庁を管轄する前原国土交通大臣は16日、事件の捜査が行われている沖縄県の石垣海上保安部を訪れました。前原大臣は、中国の漁船と衝突した巡視船「みずき」に乗り込み、船の損傷状況を確認したり、担当者から当時の状況について説明を受けたりしたほか、漁船と最初に接触した別の巡視船にも乗り込み、詳しい話を聞きました。視察のあと前原大臣は「巡視船には漁船の塗料がはっきりとこびりついていた。相当強い衝撃で漁船が体当たりしてきたことをあらためて感じた」と述べました。そのうえで、「衝突時の状況はビデオで撮影している。公開できる状況になれば、どちらが体当たりしてきたか、中国漁船がどのような動きをしたか、一目りょう然にわかる」と述べ、日本の法律に基づき、きぜんとして対応していく考えを示しました。