2010-09-12 20:49:38

小池隆一郎 ~音楽を愛するフィクサー~

テーマ:プライベート

小池隆一郎。

アットマークライブ代表取締役社長。
横浜ベイジャングル経営。
株式会社アルファジャパンプロモーション取締役
経営コンサルタント業務。


そして。


自称。


『音楽を愛するフィクサー』



私の大切な仲間だ。
もう10年以上の付き合いになる。
現在では、家族ぐるみでのおつき合いだ。



私は彼と様々な事を共にやってきた。






2010.9.11


小池隆一郎の結婚式。


前夜祭~披露宴~5次会と2日間に渡り、盛大なパーティーが行われた。

ザ・グレートサスケ、田代まさし、テレンスリー、アクア新渡戸、中井ゆかり、電撃ネットワーク、中村有志。(順不同、敬称略)

国会議員、県会議院、多くの会社経営者の社長樣方。

タレントの皆様から、実績を残された方々まで、多くの人が小池隆一郎のために集まった。


全部で数百人だろう。




嵐のような2日間。


私は、この日のために、結婚式が決まってから様々に関わって来た。



なあ、りゅーちゃん。


今日まで待った。


記事にするぞ。








彼は自分の事を。

『音楽を愛するフィクサー』

と呼ぶ。

とても彼らしく、愛嬌に溢れている。

おもしろい。

生涯、このネーミングを保って欲しい。





小池隆一郎には、12年間続けているバンドがある。

『Little Cabinet』

誰も知らないだろう。

このバンドが、小池隆一郎の人生の主軸の一つでもある。

作詞家、兼、ヴォーカル。


『日本で一番下手な歌手』



となっていたが。

田代まさしさんがCDを聴いて。



「なんだこりゃ、中途半端に歌えちゃっているじゃないか」


という発言から。



『日本で一番中途半端な歌手』


とコピーが改名された。






『Little Cabinet』は昔、横浜で活動していた。

小池隆一郎は、若い頃は本気でバンドで生きたいと思っていた。

私は、無理だよというのと同時に、もったいないよと言っていた。



法政大学を優秀な成績で卒業する頭脳を持ち、仕事の才能も、経営の才能もある。

人を集める才能もあれば、多くの人間に好かれる才能も魅力もある。

私はお世辞は言わない。

多くの才能と魅力がある。

無いのは、歌の才能だけだ。

君みたいな人間は、社会的に事業家で成功して、世の中のために役立ってくれ。

しかし、彼は、『Little Cabinet』を続けた。




小池隆一郎、19才。

当時、横浜でNO.1のライブハウスを相手にイベンターを始めた。

イベンターなんて言葉、この時代にはなかったも同然。

要は、自分でイベント企画を興す事。

また、時代的にライブハウス、音楽業界には、昔気質の偉ぶる人間がまだ多く残っていた。

そのライブハウスには理解ある方がいらっしゃった。

ライブハウスで、いちバンドがライブをするのに、とても敷居が高かった時代。

小池隆一郎は、自らイベントを興し、仲間や後輩を集め、横浜でNO.1のライブハウスで好き勝手やっていた。

それもかなりの数を。



『Little Cabinet』のためでもあり、自分のためでもあるが。

仲間のためでもあり、後輩のためでもある。

複数の事柄が、マッチして気持のよい方向へ進んでいく事が出来る。

事業の基本条件だ。

10代にして、経営者の才能を見せる。

そして、実行する力がある。

ついてくる人間の多さで、魅力を証明している。


『Little Cabinet』は、純粋に音楽を、ステージを追求するバンドだ。

だが、側面では、このような力と魅力を持っていた。

私は、バイタリティー溢れるおもしろい男がいるなと思っていた。





その後、イベント企画として、彼の名前は有名になった。

自分で事業を産み出し、確立させたのだ。

そして、彼の後から、同じような後輩が続々と産まれた。



私は、彼が若い頃から一緒にいた。

同じミュージシャンとして。

同じ音楽関係の仕事をする物として。

プライベートで信頼出来る友人として。

本当に不思議な魅力を持つ男だなと思っていた。





色々な音楽関係の事をこなしている中、小池隆一郎に大きな転機が訪れる。



『横浜ベイジャングル』


このライブハウスが出来たのだ。


株式会社アルファジャパンプロモーション、株式会社エンジェルによる設立。

その後の彼にとって、この2社の社長は、かけがいのない存在になる。




『横浜ベイジャングル』ができたばかりの頃。


小池隆一郎から電話があった。



「Kさん、新しいライブハウスが横浜に出来ました、中もキャパも凄く良いです、僕はここに本気でイベント製作で入ろうと考えています」



ふーん。




「一緒にやりませんか?」



いーよ。




こうして、私と小池隆一郎はイベント製作社として、『横浜ベイジャングル』に携わった。

私は、東京中心の音楽の仕事をしていたので、そんなに多くはイベント製作を横浜でやらないが、
STAFFとはとても懇意になり、新しいライブハウスの宣伝のためにも力を貸した。
時には、音楽業界の先輩として指導もした。


小池隆一郎はメキメキと頭角を現した。

気が付いたら、小池隆一郎がいないと『横浜ベイジャングル』は回らないくらいになっていた。

オーナーである前出の2人の社長とは、家族同然のおつき合いにもなっていた。

2人の社長は本当に彼の事を可愛がる。




しばらくして、彼から電話があった。



「横浜ベイジャングルの経営を僕が出来る亊になりました、社長になります」



へー、おめでとう。

大変だけど、頑張ってね。



「つきましては、Kさんに今まで以上に、力を貸して頂きたく思います」




何するの?





「先輩として、相談役として、プロデューサーという事で内部的存在でやって欲しいです。もちろん今迄のようにイベント製作もして欲しいですし、STAFFに指導して頂いたり、アドヴァイスを頂いたり、、、、(他多数)」



それって、今迄とそう変わりなくない?



彼は何か、ちゃんとした案件を話す時には、とても丁寧な言葉を使うという特徴がある。

それを、深い低い声で、やや凄んで話す。

そういう時は、ああ、これはやって欲しいんだなと思う。

私は、よくモノマネをする。



伝えたい事は分ってるよ。

わざわざ、低い声で話さなくてもいいよ。

もちろん、応援していく。



「ありがとうざいます、これからも本当によろしくお願いします!」



どうせ、断わるなんて思ってないでしょ。


一緒におもしろい事していこう。


頑張ってね。





しばらくして、私に、新会社名:アットマークライブの、プロデューサーと書かれた名刺が届いた。

私は、その名刺をあまり使った事がない。

そんな物なくても、やる事はやるぞ。





小池社長の元、今後の多くの音楽業界において重要な人材が産まれた。

その若い世代の優秀な人材と私も一緒に仕事をする時が多い。

アットマークライブがなければ、このあたりの人材は発掘されなかった。

これだけを持っても、よい仕事をしていると思う。

人材は宝物だ。



イベント企画として力を蓄えていた実績とコネクションが、彼の力を発揮出来る場所を掴み、持っている才能を通じて昇華する事が出来たのだ。


『Little Cabinet』から始まった彼の音楽人生は、かけがいのない物を産み出した。




これは、小池隆一郎の人生のある一面のみ。

いくつもの他の面を持つ。

そこには。

記事に出来ないような、逆境な人生がある。

よく死ななかったなと思う事がある。

よくヤクザにならなかったなと思う事がある。

それは、私が語る事ではない。




多くの苦境を根性と気合で乗り越えて来た。

私はそれを長年見て来た。

聞いて来た。




私はしっかりと、小池隆一郎の生き方を見て来たよ。



心から言える。



「いい男だ」






2010.9.11
小池隆一郎の結婚式


この結婚式のために、私は動いた。

・コンサルタントトランプ

・『Little Cabinet』のCDデザイン

・結婚式ムービー

上記の製作。

非常に注文と、変更の多い作業だった。

リアルアーツのデザイン制作部をフル稼動で仕上げた。





『Little Cabinet』はまだ生きている。

この結婚式の日が、アルバムの発売日だ。

妻への新曲が入った渾身の一枚。



結婚式ムービーは多くの感動を呼んだ。

構成は全て彼が自分で考えた。

小池隆一郎の人生と人柄を現した素晴らしい内容だった。

奥様、母親、弟を始め、2人の社長、多くの人に感謝が込められたムービーだった。




2次会は、『横浜ベイジャングル』で行われた。

多くのバンドが小池隆一郎のために集まり、ステージを行った。



『Little Cabinet』はここでもステージ。

12年間、存続出来ている事は、素晴らしい。

この日のために、『Little Cabinet』はあったのかもしれない。



いや。



『Little Cabinet』は、小池隆一郎の人生の主軸でもある。

この日のためだけでなく、色々な事を産み出すために存在しているのだろう。

いままでも、これからも。





最後の曲。

妻への新曲を歌っている小池隆一郎はステージで泣いた。

わんわん泣いた。



数百人の人間が彼の事を様々な形で祝った。

この感謝の気持への返信を、本気の涙で現した。

感謝の気持で泣ける事。

素敵な事だ。






その後。

2次会、3次会、4次会、5次会。

途中、1~2次会の間に少人数でカラオケで1.5次会もあり。


午前10:30から始まった挙式~披露宴。

5次会が終わったのは、翌日の早朝5:00

18時間のみ続けた私の体は、火を近付けたら簡単に燃えそうだ。





私は最初から最後まで付き合うと決めていた。

彼が帰ると言うまで、絶対に帰らないと決めていた。

以前、彼が、同じような大切な事をしてくれた。




多くの才能と、綺麗過ぎる純粋な心を持つ男。


小池隆一郎。


言動から、誤解を招く事も多いが、私は彼を本当に理解している人間の一人だと思っている。




彼自身が大切にしていた結婚式が終った。

私は、結婚するという事が幸せだとは思わない。

結婚式という形式自体が、感動や幸せを産むなど思わない。

形よりも、大切な事は沢山ある。

困難な事は沢山ある。

大切なのは生き方だと考える。




だが。




その形を大切にしている仲間がいる。


その喜んでいる姿を見る事が出来るのは。


幸せだ。



素敵な一日に出席が出来、関わる事が出来た事を喜ばしく思う。


そして、誇りに思う。


ありがとう。





そして。





りゅーちゃん。




おめでとう。





音楽しゃちょ『 K 』のブログ-20100911142944.jpg







4次会の時。

15~6人いるBAR。

ベイジャングル関係者とバンド関係者だけになった。

もう、リラックスした空間だ。



りゅーちゃんは言った。




「今日はステージから見たKさんが、号泣していたからな~、あれを見ただけで俺の勝ちだと思ったよ~」



ん?




「いや~、俺のステージに感動させたって事でしょ~」



む?




「でも、それを見て、俺も余計に泣いちゃったよ~」



ふん。







りゅーちゃん。



私は、作られた空間などでは感動はしない。

結婚式という形や、『Little Cabinet』などに感動したのではない。

もちろん、『日本で一番中途半端な歌手』の歌にも感動などしない。









りゅーちゃんの泣いている顔を見たから。



だ。




おまえのあんな顔を見たら。




泣けるだろ。




でもな。




気持がよかったよ。





ありがとう。







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イカす女とカラオケバトル

テーマ:アーティストネタ
昨日、仲間の結婚式に参加した。


午前10:30から始まった挙式から披露宴。

5次会が終わったのは、翌日の早朝5:00

11:00から飲み始めたので、18時間ぶっ通しで飲んだ。

ネタ満載だ。



電撃ネットーワークに沢山、笑(ワラ)を奪われた。

田代まさしさんの捨て身のギャグにも関心した。

私もワラを頑張ろう。




披露宴が終わり、2次会までの待ち時間にカラオケで休憩。

前記事のアズプランニング社長、さかもっちゃんも一緒。

その部下の重岡も一緒だ。


この重岡は私とは長い付き合い。
とてもかわいい奴だ。
そして仕事が出来る。
今はお互いに忙しいが、数年前はよく可愛がった。

もし。
重岡がリアルアーツにいたら。

今のヤシ男とかぶる。

ヤシ男さよなら。




重岡は本当にネタがある。
さかもっちゃんと同様、いずれ記事にしたい。

2人とも私の大好きな仲間だ。


今はそれらのエピソードはおいておく。

他に書きたいことがある。






カラオケという事は。



やはり。



バトルだ。



血がたぎる。



私は言う。



重岡、バトルやるぞ。



サシで。



彼は言う。



「いや~、しょんな~、無理っしゅよ~、やれないっしゅよ~」



重岡は仕事が出来る。
頭もよい。
私も彼を認めている。



が。



男気が足りない。

男塾塾長、江田島平八に相談をしたい。



重岡。


男の子はレクリエーションなバトルは笑顔で受けるものだ。

笑って受けて、勝てばいい。

それがイカす。





「いや~、あの罰ゲームは嫌っしゅよ~」











しゅしゅしゅしゅ、うるさい。



あの罰ゲームとは、少し前の記事で書いたカラオケバトルの罰ゲームと同じだ。


実は重岡も過去にカラオケバトルでビリになった事がある。


トラウマか。


だから何だ。


かちゃーいーんだ。


かちゃー。






「かんべんしてくだしゃいよ~」











ぢゃあ。

罰ゲームぢゃなくていいよ。






100万円賭けよう。





「しょんなの払えないっしゅよ~」





スパイシーなジョークに決まってるだろ。
ワラをくれ。
真顔になるな。


私だってゲームごときで金は賭けない。
おもしろくない。

だから、罰ゲームなんぢゃないか。
必死になる。
レクリエーションだ。





「しゅしゅしゅしゅ」






ふう。




分かったよ。


もう面倒だ。


じゃ、おもろくないけど、負けた方が千円出そう。

で、それをお会計に足せばよいでしょ。
気持ちよい。

どうせ、私が全部払うけど。



はい。



お互いに千円をテーブルに置こう。

形だけでも雰囲気出るでしょ。



さあ。

採点入れてくれ。





ん?




採点がない?



なんだこの店のマシーンは。



もうグダグダだ。



はふう。







分かった。


よねちゃん。


君が採点マシーンになって



よねちゃん。

舞台女優でもあり、作曲家でもある。
身長の高い彼女は舞台映えするだろう。

歌を歌ってもよい。

独特な雰囲気を持った子で、とにかく明るい。

バラエティー番組でいじられたら、人気がでる、というイメージだ。

私は彼女が高校生から知っている。

横浜ベイジャングルの元STAFFでもあり、みんなから人気がある子だ。




よねちゃん、採点マシーンになってくれ。



どちらか良いと思った方を勝ち判定し、テーブルの2千円を形で贈呈式をたのむ。
雰囲気だけでも出そう。
その写真をネタでくれ。



準備はいいか?



一発勝負だ。



どうせ先に歌うの嫌だろ。



私が先にいく。



じゃあ、いくぞ。



分かっているだろうが。



これだ。




『Cha-La Head-Cha-La』
ドラゴンボールZ/影山ヒロノブ


すぱーきんっ。





ん?





重岡、よねちゃんを口説くな。

なんだそのホスト風な笑顔は。

実に重岡らしい動きだが。

番外戦術は禁止だ。




こい。



WE GOTTA POWER
ドラゴンボール


ほう。

ドラゴンボールで揃えてくるのか。

オシャレだ。





だが。


私はミュージシャンだ。


冷静判断。


圧勝。




何点?


あ。


マシーンで出ないや。


よねちゃん採点だった。


まあ、答は分かっているが判定を頼む。

君もミュージシャンなら分かるだろう。


カモン。







判定は?








「ドロー!」







(・∀・)エッ?







私の聞き間違いか?




もいっかい言ってくれ。





「ドロー!」





理由を聞かせてくれ。


ホワイトハウスの圧力でもかかったか?






「あのねー!この2千円はドローになったら誰の物でもないでしょ。という事は、私がもらうね!だからドロー!」











ヤクザですか?







「だってー、このお金欲しかったんだもんー!」






で?




理解に苦しむ。




理不尽の極み。




突っ込みどころ満載だ。





今までの私と重岡のやりとりは何だったのだ。


バトルの結果、よねちゃんにおこづかいをあげただけだった。


しかし、その訳の分からない発想力。


おもしろい。


イカす。



$音楽しゃちょ『 K 』のブログ-20100911153417.jpg



私と重岡はバトルの結果、千円づつ失った。



だが、爆笑を頂け、記事ネタを頂けた。



安い。



ありがとう、よねちゃん。



君はおもしろい。



イカす。




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