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GREETING
ご挨拶

  日頃からソフトネットにご厚情を賜り、誠に有難うございます。
  このたびの役員交代と新体制につきまして、皆様方にご説明申し上げます。弊社の昨年度の売上高は10億円を切り、前年比40%以上減という過去最悪の結果でした。あらゆる経費削減の他、役員報酬、賞与、役職者の給与など人件費も相当に削減しました。この4月からは一般者の給与も削減しました。その結果なんとか経営を維持することはできましたが、グループ全体では、50名以上の契約更新を断念せざるをえない状況でした。
  これらの経営責任を重くみて、代表取締役社長は退任致します。

  しかし幸いにも、この1年間でiPhone、Androidなどの新技術習得、多くの自社ソフト製品リリース、50カ国以上への販売、コンシューマ向けWebの開設、新しいお客様への営業活動など、主力の組込み系ソフト以外の分野で種まきを続け、なんとか芽が出るようになりました。また4月には、主力のお客様からの受注も少し明るさが見えるようになってきました。

  この機会にソフトネットグループの構造改革と経営陣の世代交代を図っていくために、新しい戦略と体制をとります。

  最初のステップとして、2つの子会社(株)ソフトネットサービスと(株)ウイングネットに、仕事の実態や人を部分的に、段階的に移管してゆく方針を固めました。両子会社の代表取締役社長として、荘司武敏、坂本博之がそれぞれ新たな気持ちで、事業維持拡大の先頭に立ちます。

  前代表取締役社長 棚橋賢一は、両子会社の取締役として、支援を続けます。また、このたびの業績悪化を非常事態と考えて、(株)ソフトネットの特別顧問(グループ戦略会議議長)として、その他出資先の支援や企業連携により、新しい事業の開拓と発展に尽力いたします。

  (株)ソフトネットの代表取締役 鈴木一行は引き続き、グループの代表として、お客様にご迷惑をかけることのないように、責任もって、子会社の分社・独立化に向けて尽力してまいります。ソフトネット創業以来の考えは、集まった仲間が独り立ちしてかつ、協力関係を継続しながら、発展していくことです。

  (株)ソフトネットの取締役社長は坂本博之が就任し、新体制の円滑な実現のために尽力してまいります。

今後とも皆様のご理解とご支援、ご鞭撻をお願い申し上げます。

平成22年5月吉日 株式会社ソフトネット 代表取締役 鈴木 一行
特別顧問(前代表取締役社長) 棚橋 賢一