スクエニがＦＦを中国市場に投入　現地大手と提携

　ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスは１６日、中国のオンラインゲーム大手の盛大遊戯（シャンダゲームズ）と提携し、同社の人気シリーズ「ファイナルファンタジー（ＦＦ）」の最新作を中国市場に投入すると発表した。ＦＦシリーズは全世界で累計９７００万本超を出荷している人気作だが、中国市場で販売するのは初めて。

　スクウェア・エニックスは、日本で９月上旬からパソコンを使ってインターネットで利用するオンラインゲームとしてサービスを開始した「ＦＦ１４」について、中国での独占販売権を盛大遊戯に与える。中国でのサービス開始時期など詳細については未定としている。

　スクウェア・エニックスは、中国のオンラインゲームで実績を持つ盛大遊戯と提携することで、成長が期待される中国での事業拡大を目指す。