米ゴールドマン、CITが破産法申請なら10億ドル受け取り=関係筋
[ニューヨーク 4日 ロイター] 関係筋によると、ゴールドマン・サックス(GS.N: 株価, 企業情報, レポート)は、米金融サービスのCITグループ(CIT.N: 株価, 企業情報, レポート)が連邦破産法11条の適用を申請した場合、約10億ドルの支払いを受けることになる。
米政府は12月にCITの優先株を23億3000万ドルで買い取っているが、ゴールドマンはそれ以前の2008年6月に、CITに対して30億ドルの支援を行った。ゴールドマンはこの救済資金に関連した支払いをCITから受ける。
英フィナンシャル・タイムズ紙によると、ゴールドマンはCITが支払いの一部を先送りすることを認める可能性が高い。
これとは別にゴールドマンは、CITが破たんした場合に保有している信用保険の支払いも受ける。
ゴールドマンは、信用保険はCITの担保資産価値の大幅な低下に備えるために購入したとしている。
CITからのコメントは得られていない。
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