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【大相撲】白鵬 50連勝 平成初!!2010年9月15日 紙面から
◇秋場所<3日目>(14日・両国国技館) 横綱白鵬(25)=宮城野部屋=は若の里を難なく寄り切って初場所14日目からの連勝を区切りの50に伸ばした。昭和以降では双葉山の69、千代の富士53に次いで3人目の50連勝。大関陣では豊真将を下した琴欧洲がただ1人の3連勝。かど番の魁皇は栃煌山の変化に体が泳ぎ、日馬富士は栃ノ心の寄りに屈した。把瑠都は2勝目。 歴史的な節目の1勝を、白鵬が磨きに磨いた十八番で決めてみせた。若の里に立ち合いでさっと右四つになると、左上手を取り前に出る、お手本のような寄り切り。「本当に集中して、流れの中で上手も取れたし、最後は万全の寄り切り。良い相撲だった」。50連勝を飾るにふさわしい内容に、白鵬は自画自賛した。 昭和以降では3人目、平成では初となる大台到達。連勝を意識しないよう努めてきた白鵬も、正直に「うれしいですね」と思いを表した。あと3勝で歴代2位の千代の富士(現九重親方)に並ぶが「今日は今日でうれしい」と、金字塔を打ち立てた喜びに浸った。 「相撲だけでなく、1年365日の生活が一つにかみ合った。運もあったと思うが、運は努力した者にしか来ないから」と振り返った。連勝記録が注目されるのは今回が3度目。「前の経験があるから」と、初めから過剰な気負いはなかった。その中で努力は怠らなかった。今までは休みがちだった地方場所のけいこも、名古屋では連日行った。角界を揺るがす危機の中、土俵上の日々の一番に集中して築き上げた50の白星だ。 国技館には世界柔道を終えた柔道の北京五輪100キロ級金メダリスト、ツブシンバヤルらが激励に駆け付けた。ツブシンバヤルはモンゴル初の五輪金メダルに輝いた英雄。「応援に来てくれて緊張感はありました」。取組後に無事「英雄そろい踏み」を果たして、笑顔をあふれさせた。モンゴルと日本両国の期待を背負い、さらなる偉業へ向け、白鵬が連勝街道を突き進んでいく。 (田中一正)
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