スポーツ報知のメインコンテンツへジャンプ

◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇

◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇

スポーツ報知>芸能

ここからスポーツ報知のメインコンテンツです

押尾被告の弁解バッサリ!検察側「死人に口なしか」…第7回公判・論告求刑

 14日に結審となった元俳優・押尾学被告(32)の第7回公判では検察側が被告の主張に対して「まさに死人に口なしとばかりに、死者に責任を押しつける行為」などと厳しい言葉で責任を追及。一方の弁護側は過去の判例を持ち出し、「保護責任者遺棄致死罪に関しては無罪」と主張し、執行猶予付きの判決を求めた。この日午後からは裁判員の評議(非公開)に入ったが、当初休みの予定だった15日も終日評議が行われることが決定。早くも白熱した議論が行われている模様だ。

 ◆MDMAの譲渡
   「来たら、すぐいる?」のメールはMDMAが欲しいかという問いで、田中さんの「いる」との返信は欲しいこと。被告はドラッグセックスに使うつもりで持ってきており、実際にドラッグセックスをした。これまでも薬物を使いセックスする性癖を持っていた。田中さんは(被告から)「エクスタシーを飲まされる」という表現もしていた。田中さんが部屋に来てすぐにやったのはMDMAを飲んだこと。セックスは1時間以上もたってから。「すぐいる?」のやり取りは男女間の言葉遊びだったと主張しているが、いずれも論理のすり替え。まさに死人に口なしとばかりに、死者に責任を押しつける行為。弁解自体、荒唐無稽。被告は「ちんこほしいかという意味だといえばいいか」と相談しているが、弁護側の言うとおりなら、この相談する必要がない。

 ◆泉田受刑者の証言
   泉田さんは、被告に譲り渡したのは錠剤だったと証言。被告は「MDMAは苦かった」と述べ、苦さを避けて(泉田受刑者が持ってきた)空カプセルに詰めて飲んだ。泉田さんの証言は体験したものでしか語れない内容。分量(10錠か10グラムか)で刑が変わるわけではない。既に刑に服しており、虚偽の証言をする必要もない。

 ◆保護責任について
   8月2日午後5時50分から「怒りの状態」「無表情の状態」を繰り返したことは、田中さんが生命の危機に陥ったこと。「エクソシストに出てくる女の子のような」「呪怨(じゅおん)に出てくる男の子のような」という表現は、被告でなければ思いつけない。(容体変化は)医学的見地から見ても、不自然ではない。容体変化は一度きりだけでなく、被告人は何度も起こしていたと言っていた。田中さんの症状はMDMA中毒であり、被告人は田中さんは病者であると認識していた。現場の23×号室は被告がもっぱら使用していた部屋。被告が誰かを呼ばなければ人はこない。2人はセックスの快楽を得るためにMDMAを使用し、誰がMDMAを持ってきたかというのは、保護責任の成立を左右しない。

 ◆死亡時刻
   死亡時刻は8月2日午後6時47分ごろから53分ごろ。6時32分から45分に被告は「女性の意識がない」と電話。6時45分以降には「死んじゃってる」と話した。被告は6時47分ごろから53分ごろにかけて心臓マッサージや人工呼吸を行ったとみられ、田中さんの胸骨骨折の状況から、この間に死亡したとみられる。胸骨骨折の出血は軽微で、解剖医もこの直後に死亡したか、既に死亡していたと指摘。

 ◆救命の可能性
   MDMA中毒で肺水腫になってから死亡する場合、周囲が異変に気づく状況となってから死亡までに最低30分。数分で死亡することは考えられない。田中さんは119番通報以外で救命できる状態ではなかったのに、被告は自分の使用がバレることや子供と会えなくなることを恐れ、119番通報をしなかった。明らかに不保護。被告の手元には携帯電話があり、救命活動をしながら通報することはできた。心臓マッサージや人工呼吸は119番通報した後にすべき。田中さんは当時30歳と若く特別な病気もない。

 ◆弁護人側の証人について
   (田中さんの救命確率を低いとしたことは)薬物であるMDMAを毒物と同視。証人は「1、2分で死亡することもある」としたが、検察官から質問され、(重症な)肺水腫の形成は「別の薬剤なら」とMDMAという事実をすり替えた形で証言。被告が心臓マッサージをしたことに対して同情的な態度を取る一方、多数の知人に電話しながら、119番通報しなかったことに対して「お答えできません」と話し、中立性に疑問を感じさせる。

 ◆情状
   極めて悪質と言わざるを得ない。以前にもドラッグセックスを行い、相手が気絶し、危険を認識しながらドラッグセックスに及んだ。被告人は自己保身のために田中さんを見殺しにした。田中さんの両親も被告人に対する重い処罰を望んでいる。薬物事犯は再犯の恐れが強い。被告人と薬物は親和性がみられる。まん延防止の点からも薬物は社会の基盤をむしばむ。こうした予防的観点からも重罰に処す必要がある。被告に反省の情は皆無。田中さんも自らの意思で違法薬物を服用していたことは否定できず、被告にも有利な事情を考慮した。総合的に考慮し、被告に対する求刑を述べる。被告に懲役6年を求刑。(合成麻薬)TFMPPを没収する。

特集   芸能界薬物汚染   芸能事件簿

(2010年9月15日06時02分  スポーツ報知)

この記事をlivedoorクリップに登録 この記事をYahoo!ブックマークに登録

ソーシャルブックマークに登録

お薦めアイテム

 

携帯サービス

  • ニュース
  • GIANTS
  • 釣り
  • 競輪
NEWS 読売・報知

国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)

NEWS読売・報知の詳細へ

モバイルGIANTS

巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!

モバイルGIANTSの詳細へ

報知つり速報

翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)

報知つり速報の詳細へ

報知競輪情報

携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)

報知競輪情報の詳細へ

ファン必見!宝塚特集

スポーツ報知の出版物 スポーツショップ報知
報知新聞社出版局 スポーツショップ報知