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“殺人割り算”出題した教諭が担任交代

 愛知県岡崎市の市立小学校で3年生の担任の男性教諭(45)が、算数の授業で「18人の子どもがいます。1日に3人ずつ殺します。何日で全員を殺せるでしょう」と出題していたことが15日、分かった。同校は同日、担任を交代させた。

 市教育委員会などによると、クラスの児童は34人。教諭は5月中旬の授業で、割り算の問題を児童につくらせる際、例として口頭で児童に問い掛けた。問題をノートにメモした児童もおり、「恐怖を感じた」などとショックを受けていたという。教諭はその日のうちに児童に謝罪した。

 市教委は7月12日、保護者とみられる人物からの通報で調査。同月16日付で教諭と校長を厳重注意処分とした。その後も教諭は担任を続けていたが、授業の際には校長や教頭らが同席し、監督していた。

 学校の聞き取り調査に対し、教諭は「指導に自信がなかった。楽しい学級運営がなかなかできず、子供たちの興味を引こうと、苦し紛れに出題してしまった。軽率だった。二度としない」と反省しているという。

 この教諭は7月1日の書道の授業で半紙を配った際、受け取り方が悪いとして、担任クラスの女子児童の頭を叩いていたことも判明。ケガはなかったが、女子児童と保護者に謝罪したという。

 市教委はこれらの事実を公表していなかった。市教委の太田恭子学校指導課長は「あってはならないことで、今後は適切な指導をしているか(教諭を)見ていきたい。教諭の行為が継続的ではなく、児童も大きなダメージを受けていなかったので公表しなかった」としている。

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