わたしは聖書の神、万軍の主ヤハウェである

【この書の目的】






この書、すなわち≪世の王たち、世の親たちへ≫は、真の王、真の為政者、

そして、世の親たちが、

世の善根を持つように発起させ、益に導くために記すものである。



善男子、善女子よ。

汝ら自身に善根の種があるゆえに、世々善知識を得る。

その善知識はよくJHVHの事をなし、利喜を教え示し、JHVHの悟りと力に導く。


この書を読む者よ。

あなたはまさに、善知識を知ったのだ。

この大因縁により、

あなたはJHVHと見えようと、JHVHの悟りと力を得ようと発心するであろう。


また、親たちよ。

あなた方が子と見る者たちは、子供であり、子供ではない。

すでに、無量のJHVHに親近恭敬し、JHVHもとで、唯一法、法華経を受持し、

邪見の衆生を正見に導いてきた者たちなのだ。

そして、今、あなた方の邪見を正そうと、あなた方の元に生まれて来た。



JHVHは希有。

その功徳と智慧ゆえに、思考は見えない程の高みにまでおよぶ。

その光明は、心も世をも顕現し、

その見る範囲は広く遠く、しかも、澄んだ青空を見るがごとし。

法の光は、太陽が闇を祓う我ごとくすべての世界を照らし出し、

わたしの言葉は、太陽の光のごとく、また炎の舌のごとし。



JHVHの法は未曾有なもの。

すべての不可思議、微妙の功徳を成就する。

教えや戒めは、守れば安穏であり快く善。




人よ。

自らの思いや行動に従うことなかれ。

邪見を生じる事なかれ。

慢心や怒りの心を生じる事なかれ。

諸々の悪心を生じる事なかれ。

これらの事を生じるのはJHVHを礼拝する心がないからである。

これゆえ、わたしはあえて語ろう。

わたしJHVHを礼拝せよ。

そうすれば、自らの思いや行動に従うことがなくなり、

邪見を生じる事がなくなるからである。

慢心や怒りの心を生じる事がなくなり、諸々の悪心を生じる事もなくなるからである。

これらの事を語るわたしは、天地創造の神JHVHである。