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母子2人が硫化水素自殺か 旭川市の住宅

(09/13 22:31、09/14 07:22 更新)

 【旭川】13日午後6時10分ごろ、旭川市秋月2の1の民家の住民から、「妹が倒れている」と消防署を通じて旭川東署に110番通報があった。署員が駆けつけたところ、家の中で女性3人が倒れているのを発見。このうち2人の死亡が確認され、もう1人は病院に運ばれたが、命に別条はないという。

 同署によると、死亡したのはこの家に住む30代の母親と、10代の三女。同署などは、現場の状況などから三女が浴室で硫化水素を発生させて自殺し、倒れている三女を見つけた母親も硫化水素を吸い、巻き添えになったとみて調べている。病院に運ばれたのは次女で、通報は次女がしていた。

 この一家は5人家族で、父親と長女は外出中だった。

 同署はこの民家の半径約50メートルの住民を避難させ、立ち入りを規制したが、体調不良を訴えた住民はいなかった。

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