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札幌姉妹虐待死 稲見被告が上告へ

(09/14 07:43)

 札幌市内で2006年、交際相手の当時4歳と3歳の娘を虐待して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた住所不定、無職稲見淳(あつし)被告(33)は一審に続き懲役17年とした札幌高裁判決を不服として、上告期限の14日に上告する。

 事件をめぐり、検察側は、長女の死について「暴行後、死ぬと分かっていながら約21時間放置した」として、稲見被告を殺人罪で起訴。一審はその成否が争点となり、裁判長は結審後、検察側に傷害致死罪の訴因追加などを命じ、判決期日が2度延期された。

 稲見被告の弁護人は「一審の訴因追加命令は法律上重大な問題をはらんでおり、上告理由に当たると判断した」と話している。

 8月31日の札幌高裁判決は「事案の重大性などから訴因追加命令はやむを得なかった」とした。

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