突然、音信不通に
それから数日後、音信不通になりました。メールを打っても打ってもレスがなく、ケータイは留守電か電源を切られていました。正式にお断りの返事も届きません。結局、1カ月ほどして、相談所に「こんな女性を紹介して商売をするなんてひどいじゃないか」と厳重に抗議したら、彼女からお詫びとお断りのメールが届きましたけど。
彼女にはかなりの金額を貢ぎました。今、思い返しても、彼女の服装は毎回、フリフリ付きのピンクのワンピース。お嬢様スタイルに、仕事が秘書と条件が揃うと、男は騙されがちです。“無銭飲食”は確信犯だったかもしれません。
前回もお断りのマナーについて話しました。お見合いである限り、お断りはつきもの。断られても次のチャンスに向けて動けばいいので、とにかく合わないと思ったら短くてもいいから、必ずお断りを伝えてください。電話で話すのが億劫なら、メールでも構いません。理由は書かなくても「ご縁がございませんでした」で大丈夫です。無しのつぶて、ヘビの生殺し状態は相手に失礼です。
また、この相談所では食事を御馳走しても、お礼の返事すら寄こさない女性が多数いました。御馳走になったら交際の諾否は別にして、お礼をするのが礼儀のはず。入会金と会費が高額のためか、親に資金を出してもらい、その結果、婚活への意識が低いと思われる女性も少なからずいました。
“無銭飲食”の彼女とはあまり親密にはなれず、結果的に傷が深くならなくてよかったのですが、失敗談を後輩の既婚女性に話したら、「そりゃ、先輩に女を見る目がないからですよ!」と言われました。うーん、確かにそうかもしれません。
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