野党 国会召集求める意見相次ぐ
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野党 国会召集求める意見相次ぐ

9月15日 4時17分 twitterでつぶやく

民主党代表選挙で菅総理大臣が再選されたことを受け、自民党など野党側からは、これ以上の政治空白は認められないとして、急速に進む円高株安への対策などについて議論するため、速やかに臨時国会を召集するよう求める意見が相次いでいます。

民主党代表選挙で菅総理大臣が再選されたことについて、自民党の谷垣総裁は「国民経済が厳しい状況なのに与党は政争のシーズンに入っていた」と述べるなど、野党各党の幹部はそろって政府・与党は国民生活に直結する課題に対応できていないと批判しています。そして野党側からは、これ以上の政治空白は認められないとして、▽急速に進む円高株安対策、▽沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で中国の漁船と海上保安部の巡視船が衝突した事件などへの対応などについて議論するため、速やかに臨時国会を召集するよう求める意見が相次いでいます。また野党各党の幹部の間からは、民主党代表選挙によって生じた党内の亀裂は容易に解消せず、今後、分裂含みの展開になるのではないかとして政界再編に期待する意見や小沢前幹事長の今後の行動に警戒する声も出ています。一方、自民党の麻生元総理大臣、福田元総理大臣、森元総理大臣、それに大島副総裁らが14日夜、会合を開き、今後の政局への対応などについて協議し、今後の民主党内の動きに惑わされることなく党の結束を堅持していくべきだという認識で一致しました。