NHK福岡のニュース　福岡放送局

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女性切断遺体事件から半年

福岡市の博多湾で女性の遺体の一部が相次いで見つかった事件は、最初に遺体の一部が見つかってから１５日で半年になりますが、犯人に結びつく有力な手がかりは得られず、捜査は難航しています。この事件は、ことし３月１５日、福岡市博多区の会社員、諸賀礼子さん（３２）の切断された遺体の一部が博多湾の能古島の海岸で見つかり、４月にかけて福岡市のふ頭周辺の海で遺体の一部が相次いで見つかったものです。
警察は、これまでにのべ７０００人の捜査員を動員し、およそ３５００人から事情を聞いてきましたが、いまのところ犯人に結びつく有力な手がかりは得られず、捜査は難航しています。
これまでの調べによりますと、諸賀さんは、ことし３月５日の夜、自宅アパートに帰ったあと事件に巻き込まれ、鈍器のようなもので頭を殴られて殺害されたとみられています。
しかし、自宅の部屋には争ったような跡はなく、殺害の場所や遺体が遺棄された場所などはわかっておらず、警察は諸賀さんの交友関係を調べ直すなど、引き続き捜査を進めるとともに、情報の提供を求めています。
情報提供は、博多署捜査本部０９２－４１２－０１１０。

09月15日　06時20分

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