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ボクの大学は自宅から自転車で通える距離でね、今日もボクはカサをさして、
小雨の中を勇敢に自転車をこいで大学へ向かっていたのです。
で、大学の前の道路の交差点まで来たんですよ。その交差点はね、信号が歩車分離式になっていて、
待ち時間がけっこう長いんですよ。だからボクは基本いっつも信号無視で渡ってるんですけどね。
今回はそれがまずかった。渡ろうと思った瞬間、右側から自転車で突っ走ってくるおばあさんがいて、
ボクの自転車の横から思いっきりぶつかってしまいました。まぁ、ボクは無敵なので、その程度では
かすり傷１つしませんが、おばあさんの方がちょっとヤバかったみたいでね・・・・。 (^^;)
ボクはちゃんと謝ったんですよ。「すみません。大丈夫でしたか？」とね。
でも、おばあさんはボクの言葉など聞く耳も持たずに怒り出して、
「あんた名前なんていうの！？ 名前教えて！ 名前と住所。」
「あんたが悪いのよ！」 「今ので手が動かないのよ！」 「交番行ってきてよ！！」
などと言って散々まくしたてていました。周りには登校途中の高校生がたくさんいるというのに。
そのおばあさんは人目もはばからず激怒していましたよ。
ボクは今日は大学でプロジェクト1Aの班の人たちと大事な会議がある予定だったので、
あまりぐずぐずしてはいられませんでした。それに、ぶつかったのはお互い様なんだし、
ボクもだんだんイライラしてきました。でも、さすがにそこは伝説のカウンセラーであるボクのこと。
自分の言い分を主張することもなく、何も言わずに、黙ってその場を紳士的に去ることにしました。
おばあさんの「ちょっと！ 逃げちゃうの！？ ねぇ！！！」
という言葉を振り切り、自転車で全速力で走って逃げました。 (^^)
完全勝利制度・レベル１の極意、「逃げるが勝ち」です。 (^^)
ただ、失敗だったのは、逃げた方向が大学とは正反対の方向だったということ。
おばあさんに見つかりたくなかったので、ぐるっと迂回して大学まで行きました。
おかげで予定よりも到着が少し遅れてしまいましたが、会議の時間にはなんとか間に合いました。
しかし、いくら待っても誰も来ません。おかしいなあと思っていると、
同じ班の人（ボクの先輩で女の人）がやっと来ました。しかし、その人が言うには、
会議はもうとっくに終わったとのことでした。やれやれ・・・・。 (^^;)
めずらしくいろいろ散々な一日でしたねぇ。