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【大相撲】白鵬50連勝に王手2010年9月14日 紙面から ◇秋場所<2日目>
(13日・両国国技館) 4場所連続の全勝優勝を目指す横綱白鵬(25)=宮城野部屋=は時天空を危なげなくはたき込んで、昭和以降3位の連勝記録を49に伸ばした。大関把瑠都は小結稀勢の里に押し出されて早くも土がついた。稀勢の里は初白星。13度目のかど番となった大関魁皇は若の里を寄り切って、日馬富士、琴欧洲の2大関とともに2連勝となった。新関脇は栃煌山が初勝利を挙げたが、阿覧は2連敗。 白鵬がついに50連勝の大台へ王手だ。時天空にかち上げ気味に当たると、すぐに右手で首を押さえ付けてはたき込み、あっけなく49連勝を飾った。 「自分の流れで立ったし、最後はタイミングが良かった。(はたきは)とっさだけど体が動いている証拠でしょう」と、余裕たっぷりに振り返った。 大台到達を楽しみにしているのが、相撲にちなんだ碑が多く建つ富岡八幡宮(東京都江東区)だ。境内には50連勝以上した歴代の力士の名を刻んだ「超五十連勝力士碑」がある。「ぜひ名前を刻みたい」と関係者の期待も大きい。 碑は千代の富士(現九重親方)が連勝記録を続けた1988(昭和63)年に建立。江戸時代から50連勝以上を達成した谷風(63連勝)、初代梅ケ谷(同58)、太刀山(同56)、双葉山(同69)、千代の富士(同53)の5人の名が刻んであるが、新たに名を追加するのは「初めてのケース」。連勝がいつストップするかも分からず、まだ刻名方法は検討していないが、同じ場所にある「横綱力士碑」のように、白鵬自身がノミで名前を入れる可能性もある。 6人目として名を連ねることを問われると、プレッシャーと感じるのか「あんまり言わないで」。だが自信ありげに笑みを浮かべた。歴史に名を刻む大横綱になる意欲があふれている。 (田中一正)
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