菅政権続投、中国は「くみしやすい相手」
読売新聞 9月14日(火)21時37分配信
【北京=大木聖馬】中国共産党政権は、14日続投が決まった菅首相の「中国重視」姿勢に変化はないと見ている。
尖閣諸島沖で起きた中国漁船と日本巡視船の衝突問題など、超大国への道を突き進む中国と日本の摩擦が続出する中、菅首相は「くみしやすい相手」(中国筋)と見られている。中国は今後も、民主党政権との「良好な」日中関係から、最大限の利益を獲得していきたい考えだ。
中国外務省の姜瑜・副報道局長は同日の定例記者会見で、民主党代表選について「日本の内政であり、論評はしない」と述べるにとどまった。ただ、衝突問題が日中関係を揺るがす中、中国が代表選に強い関心を払ってきたのは確かだ。
北京では今、主権を巡る対立が表面化した衝突問題について、「日中関係が重大な転機を迎えるかもしれない」(日中関係筋)とも言われるほど危機感が強まっている。
尖閣諸島沖で起きた中国漁船と日本巡視船の衝突問題など、超大国への道を突き進む中国と日本の摩擦が続出する中、菅首相は「くみしやすい相手」(中国筋)と見られている。中国は今後も、民主党政権との「良好な」日中関係から、最大限の利益を獲得していきたい考えだ。
中国外務省の姜瑜・副報道局長は同日の定例記者会見で、民主党代表選について「日本の内政であり、論評はしない」と述べるにとどまった。ただ、衝突問題が日中関係を揺るがす中、中国が代表選に強い関心を払ってきたのは確かだ。
北京では今、主権を巡る対立が表面化した衝突問題について、「日中関係が重大な転機を迎えるかもしれない」(日中関係筋)とも言われるほど危機感が強まっている。
最終更新:9月14日(火)21時37分
主なニュースサイトで 菅直人 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 「事務総長、あなたは嫌いだ」=国連高官、本人前に大胆批判(時事通信) 9月14日(火)6時10分
- 相次ぎ速報、高い関心=民主代表選で外国メディア(時事通信) 9月14日(火)20時10分
- 牧野聖修氏「小沢氏的なもの消していくべきだ」(読売新聞) 9月14日(火)21時26分
- 民主代表選 党二分、菅氏に笑顔なし写真(毎日新聞) 9月14日(火)22時11分
- 韓国、菅氏再選「ホッとした」…外交の空白回避で(読売新聞) 9月14日(火)21時23分