「押尾学被告第6回公判」(13日、東京地裁)
被告人質問では、6人いる裁判員中5人が質問した。女性裁判員2人はともに質問し、うち1人は押尾被告が「大切」と表現する田中さんを置き去りにしてまで失いたくなかったものは何なのかと追及。押尾被告が「失うとか、失いたくないとかじゃなくて…。法に触れているというか、とにかく、クスリの発覚を恐れていました」と話をそらすと、さらに女性裁判員は「クスリが発覚することで失うと恐れていたものは何?」と厳しい質問。被告は「家族、仕事、かわいがってくれた人」などと答えた。
(2010年9月14日)