「押尾学被告第6回公判」(13日、東京地裁)
◆弁護側質問
弁護士‐逮捕されてどんなものを失いましたか。
押尾被告「え〜家族、え〜仕事、社会の信用。う〜ん、え〜田中さん。すべてと言っていいくらい、失いました」
弁護士‐田中さんが亡くなってどう思われましたか?
押尾被告「自分がそばにいながら助けられなかったことを悔やんでいます。ただ、私は見殺しにするようなことはしていません。私はキリスト教ですので、イエス様とマリア様に自分の犯した過ちや田中さんのこと、自分が今までやってきたバカなことのお許しを求めて、田中さんのことを聞いています」
弁護士‐(事件当日に使用したMDMAについて)使ったのは、あなたが持ってきた方?田中さんの方。
押尾被告「今回は田中さんのを使いました。『新作の上物』と言われて、興味ありましたので。僕のは泉田(勇介受刑者)さんからもらって効果も分かってたので」
◆検察側質問
検察官‐なぜ、田中さんとドラッグSEXをやるようになった。
押尾被告「一緒にやろうという話になって。お互いに余計なことは言わず聞かず、信頼関係があったので」
検察官‐119番通報しなかった理由を端的に言うと。
押尾被告「クスリの発覚を恐れていたからです。(元マネジャーに)第一発見者になってくれ、クスリを抜く時間が欲しい、と言いました」
◆裁判員質問
女性裁判員‐クスリが発覚すると、何がマズイと思ったんですか。
押尾被告「要は捕まるんですよね。法に触れてるので」
男性裁判員‐今、一番会いたい人は?
押尾被告「会いたい人っすか…息子ですね」
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