知人の男から暴行を受けていたことが明らかになった鬼束ちひろ
歌手・鬼束ちひろ(29)が知人の男から暴行を受け、全治1カ月の重傷を負っていたことが13日、明らかになった。
警視庁渋谷署によれば、鬼束は8月18日午前6時ごろ、東京・渋谷区内の自宅マンションで知人の男から暴行され、顔や頭などに全治1カ月のケガを負ったという。鬼束は同日午前8時すぎ、マンション管理人を通じ「男性に殴られた」と110番通報した。
渋谷署は鬼束の被害届を受理。傷害容疑で男の逮捕状を取り、行方を追っている。
鬼束が所属するレコード会社はケガの具合について「ほぼ治癒し、元気に音楽活動に励んでいる」と公式ホームページで発表した。
鬼束は2000年にデビュー。2枚目のシングル「月光」が大ヒットし人気歌手の仲間入りを果たした。だが、02年に急性腸炎で休養、03年に声帯結節、04年、09年には体調不良とさまざまな理由で復帰と活動休止を繰り返してきた。
04年には、所属事務所とレコード会社を電撃移籍するなど、人間関係のすれ違いもあった。プライベートでは05年夏にストーカー被害に遭った。
デビュー10周年の今年は、4月に3枚目のベストアルバム「“ONE OF PILLARS”〜BEST OF CHIHIRO ONITSUKA 2000‐2010」を発売したが、所属事務所によると08年以降はライブも行っておらず、目立った活動はしていないという。
(2010年9月14日)
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