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	大阪府民共済の前理事長　退職金大幅減額
	高槻で死体遺棄された女性の養母が詐欺で逮捕
	消火栓にコンクリートがつめられる
	クマに襲われる被害が相次ぐ
	男性最高齢は京丹後の１１３歳木村次郎右衛門さん
	民主代表選挙は菅代表が再選　近畿の議員や市民の反応は・・
	やっと、秋めく
	ＪＲ駅員が寝坊　シャッター開けず
	元電通社員　詐欺容疑で再逮捕
	植え込みに　転落死した男女の遺体

最終更新日時：2010年9月14日 19:43

大阪府民共済の前理事長　退職金大幅減額

２億円減額で退職金支払いへ

大阪府民共済の前の理事長が法律で定められた手続きなしに退職金およそ２億５千万円を受け取っていた問題で府民共済は、退職金を大幅に減らすことを決めました。およそ２億５千万円の退職金を受け取り今年５月に退任した大阪府民共済の松本一鶯前理事長は、先月１９日の会見で「高いとは感じていない」と話していました。しかし、支給に際し、法律で決めた手続きがとられていなかったため府民共済は、先月２７日大阪府から行政指導を受けました。また組合員などから高額であるという批判が寄せられ府民共済は、前理事長と話し合い退職金を一度、全額返還させたうえで支給額を５８００万円に決めました。きょうの府民共済の会見で瀬戸川徹理事長は「この金額で総代・組合員の理解を求めたい。前理事長は、今回の件で申し訳ない、責任を感じていると話していた」と語りました。府民共済は、今月３０日に開く臨時の総代会で合意を得たうえで正式に退職金を支給することにしています。

( 2010/09/14 19:43 更新)

高槻で死体遺棄された女性の養母が詐欺で逮捕

”ポリ袋遺体の女性”との関連も慎重に捜査

大阪府高槻市で一昨年、わざと交通事故を起こし保険金を騙し取ったとして、35歳の女ら５人が逮捕されました。女はことし４月、高槻市内の河川敷でポリ袋に入って遺体で見つかった女性の養母です。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府大阪狭山市に住む35歳の無職の女ら５人です。調べによりますと女らはおととし５月、大阪府高槻市で２台の車に乗り分けてわざと事故を起こし、損害保険会社から治療費などの保険金あわせて540万円をだまし取ったとされます。調べに対し女は、「わざと交通事故を起こし、お金にすることは分かっていた」と大筋で容疑を認めています。しかし、女らが関係する交通事故が６年間に少なくともおよそ２０件あり、警察は女らが同様の保険金詐欺を繰り返していた可能性もあるとみて調べています。

３年前から豊能町で家族と生活していた女。そのなかには、不審な死を遂げた血の繋がっていない「娘」もいました。女らと一緒に生活していた宇野津由子さん（当時36）。津由子さんを知る人は「おとなしい子、真面目で」、近所の人は「（津由子さんに会ったことは）ないです。見たことない」、近所の子どもも「決めることが遅いから、カメちゃんって呼ばれてた」と話しています。

ことし１月に女の家で住み込みで仕事を始めた津由子さんはそのおよそ３カ月後、高槻市の土手でポリ袋に入れられた遺体で見つかりました。仕事を始めてすぐ、津由子さんはこの家の夫婦と養子縁組をしていました。
「パソコン好きやったよ、カメちゃん（津由子さん）。あの子はパソコンが趣味やった」と女は話しています。しかし、女は周囲に「おばちゃん（女）の昔からの友達と言っていた」（近所の子ども）などと、事実と違う説明をしていました。

さらに津由子さんは３件もの保険に加入。保険金の総額は、およそ2100万円にものぼります。津由子さんは、この養子縁組や保険加入を不審に思い、警察に相談しようとしていました。

不審な点が残る「家族」の死。一方、女の生活そのものにも、不可解な点がありました。夫婦はおととし、豊能町内の居酒屋を購入。支払いは現金でした。夫婦を知る人は「（現金で）1300万円くらいかなぁ。若いのにようさん金持ってるなと思った」と話しています。

しかし、豊能町に移り住む以前を知るかつての大家は、女らが「羽振りの良さ」とは相反する生活を送っていたといいます。
「前から借金はあったと思う。段々家賃も溜まっていくし住まれへんようになっていくし、終いにどっか飛んでもうて分からへんってなってもうた」（夫婦を知る元大家）

警察は女らが事実上保険金詐欺で生計を立てていたとみて調べを進めるとともに、津由子さんにかけられた保険や死亡の経緯についても今後、関連を慎重に調べる方針です。

( 2010/09/14 19:42 更新)

消火栓にコンクリートがつめられる

火事になったら大ごと　警察が捜査

１４日朝、兵庫県姫路市で消火栓の放水口にコンクリートが詰め込まれているのが見つかりました。警察は器物損壊事件として調べています。
１４日午前９時４０分ごろ、姫路市飾磨区の中野田公園脇に設置された２ヵ所の消火栓の放水口にコンクリートが詰め込まれているのを、出勤途中の男性が見つけました。姫路市が調べたところ、放水口の奥には軍手が詰められ、その上から深さ約３０ｃｍにわたってコンクリートが流しこまれていました。第一発見者の男性は「コンクリートが詰まっていて『こらえらいこっちゃ』と水道局に通報した。もし火災があったら大ごとになる。（あれだけ詰まっていたら水は？）出えへんですわ」と話しています。今年５月に市の委託を受けた業者が点検を行った際には、異常がなかったということです。警察では器物損壊事件として詳しく調べています。

( 2010/09/14 19:41 更新)

クマに襲われる被害が相次ぐ

今年すでに１２頭が捕獲されている

京都府与謝野町でお年寄りがクマに襲われる被害が相次ぎました。町は現場付近にオリを設置するとともに注意を呼びかけています。
「ワーッとかみついていた。『コンニャロー』と言ったら逃げた」。クマに襲われた妻の夫が当時の状況を語りました。午前４時半ごろ。京都府与謝野町で７６歳の女性が外で飼っている猫が騒いでいたため、勝手口から出てみると、なんとクマと鉢合わせに。玄関でクマは女性にのしかかりましたが駆けつけた夫がクマを追い払いました。女性は左腕と左の脇腹をひっかかれるなど軽傷です。「ここの辺りは柿があって（クマが）しょっちゅう食べに来ている。人間を襲わないと言っているが、あれはけだものだ、襲います」（クマに襲われた妻の夫）。与謝野町では１３日の夕方にも８５歳の男性が家の裏の畑でクマに襲われ、頭や顔に大ケガをしました。町によりますと襲ったクマはそれぞれ別々のツキノワグマと見られていて性別や大きさなどは不明だということです。町が捕獲したクマは今年はすでに１２頭に上っていることから、町はパトロールを強化するとともに住民に注意を呼びかけています。

( 2010/09/14 19:40 更新)

男性最高齢は京丹後の１１３歳木村次郎右衛門さん

好きなものは”じゃがいも”です。

もうすぐ敬老の日ですが、全国の１００歳以上の高齢者の数が過去最多を更新したことが分かりました。男性の最高齢は京都に住む１１３歳です。厚生労働省によりますと、１５日の時点で１００歳以上になる高齢者は全国で４万４４４９人にのぼり、過去最多となることが分かりました。国内最高齢は佐賀県の長谷川チヨノさんで１１３歳、男性は去年と同じく京都府京丹後市の木村次郎右衛門さんで１１３歳です。最高齢であることについて木村さんは「責任の重さみたいなものを痛感している。１日でも長く元気でありたいと願っている」と話しています。木村さんが朝起きて一番に考えるのは「朝ごはん」のこと、一番好きなものは「じゃがいも」だということです。

( 2010/09/14 19:33 更新)

民主代表選挙は菅代表が再選　近畿の議員や市民の反応は・・

国民も”これから”をしっかり見ています

民主党代表選挙は菅代表が再選されました。近畿選出の議員の選択、そして街の反応です。
「最後まで皆さんの声を聞いてその想いを持って東京へ参ります。」（平智之・衆議院議員）
去年の総選挙で初当選した京都１区の平智之議員。どちらに投票するべきか、決断できないまま、告示以降、毎日有権者の声を聞くべく、町に出ました。
「私は民主党。小沢とつながってんねん」
「菅さんの方がいいかなと思います。小沢さんは政治とカネの・・・」（有権者）
菅総理か、小沢前幹事長か。１４日朝も、街行く人に問いかけてから、東京に向かいました。
「町の声は拮抗していたというのが私の結論。最後の菅さん、小沢さんの演説が私の中では非常に大きいウエイトを占めると思う。」（平議員）
一方、大阪１区で初当選した熊田篤嗣衆議院議員も、態度を決めず両陣営から距離を置いて代表選に臨みました。
「陣営の中に入った方より冷静にそれぞれの陣営の動きとか世の中のみなさんの声を聴かせてもらえる。そういった場に立って判断していきたい。」（熊田議員）
２人のように最後まで態度を明確にしなかった議員はおよそ２０人、最後に結果を左右するとも言われた彼らの心を捉えるべく、２人の候補が最後の訴えを行いました。
「私は自らの政治生命の総決算とし、最後のご奉公をする決意であります。」（小沢一郎・前幹事長）
「元気な日本を復活させたい。私自身はボロボロになって倒れようともその先頭に立って戦い抜き、志をともにする次の世代にしっかりとバトンをわたしていきたい。」（菅直人・首相）
全ての判断材料が揃い、ここまで吟味した２人も一人の政治家として決断を下しました。

結果、大差で菅直人代表が再選されました。

「（Ｑどちらに？）僕はそれは最後まで言わないでおこうと思っています。結果が出たわけですから、僕もこれで菅さんをすっきりと皆さんと同じ思いで支えて頑張っていかないといけないと思ってます。挙党態勢、全員野球でやらないといけない。」（熊田篤嗣衆議院議員）
「党員・サポーターの方々が地域の声を勇気を持ってあげていただいたというのが嬉しく思う。」（菅支持：井戸正枝衆議院議員）
「歴史に残る戦いになっちゃったね。菅が勝ったのは国民世論ですね。国会議員の票のたった６票の差。民主党の議員も、もう少し国民の世論ということを重く考えないといかんね。」（菅支持：石井一参議院議員）
「（Ｑ一致団結できる？）もちろんもちろん。個人的にケンカしてたわけではないのでね。」（小沢支持：萩原仁衆議院議員）

市民の反応は・・・

「ちょっとがっかりですね。ぼくは小沢さんが変えてくれると思ってたんだけどね。」
「３か月であの方のすべてが分からない。だからもう少し続けてほしいと思っていた。」
「どっちが勝っても同じことや。よくなることだけ期待します。途中で投げ出さんとやってほしい。」
「（菅は）誰かの言いなりになりそうな気がするから、それなら動かしてる人がやったほうが早いんじゃないかな。」
「弱い気もするけどな、菅さん。頑張ってもらうしかないな。」
「中のごたごたよりも早く景気を回復していただきたい。」

橋下知事も・・・
「霞が関の仕組みを根本から変えていただきたいですね。あれだけの国会議員をまとめないといけないんでね、これからに期待しています。」（橋下徹・大阪府知事）

戦いを終えて、２人は・・・
「一平卒として民主党政権を成功させるために頑張っていきたいと思っているので、これからも仲間の一員として、ご指導賜りますよう、仲良くしていただけますよう、心からお願い申し上げます。」（小沢一郎・前幹事長）
「これからが本格的に動いていく、その姿を国民の皆様にしっかり見ていただきたいと思っています。」（菅直人首相）

菅代表が再選され、コロコロと総理大臣が変わる事態は避けられましたが、日本の政治には課題が山積みです。

( 2010/09/14 19:32 更新)

やっと、秋めく

暑さ　和らぐ

９月に入っても、猛暑が続いていた近畿地方は１４日朝、やっと猛暑が和らいできて、秋めいてきました。１２日も猛暑日となった大阪では、１４日朝の最低気温が２３．９度と平年よりも、２、３度高めだったものの、涼しい朝となりました。出勤中の人たちは、「涼しいなという感じですね。この辺が汗かかないですね。ネクタイをしてられる」「涼しかったです、玄関を出た瞬間に、秋やなと思いました」と話していました。近畿では前線が南の海上まで下がったため、涼しくなり、１４日の大阪の最高気温は３２度と、８月下旬並みの気温が予想されています。また、近畿北部の兵庫県豊岡市では、ススキもようやく、見られるようになり、コスモスもピンク色の花を咲かせています。１５日以降、日中の気温は平年よりも４度から５度ほど高い日が続くものの、朝晩は涼しくなり、季節は少しずつ秋へと進んでいるようです。

( 2010/09/14 12:28 更新)

ＪＲ駅員が寝坊　シャッター開けず

９人が始発電車に乗ることができず

ＪＲ東海道線の塚本駅で１４日、駅員が寝坊をしてシャッターを開けず、乗客が始発電車に乗り遅れていたことがわかりました。ＪＲ西日本によりますと、午前５時すぎ、東海道線の塚本駅で西明石行きの始発電車を降りた客が駅を出ようとしたところ、シャッターが閉まっていました。この客が自分でシャッターをあけると、外に９人の客が待っていて、９人は西明石行の始発電車に乗ることができませんでした。シャッターを開ける担当者を起こす役割の駅員が、駅の事務室で寝過ごしたことが原因で、駅員は電車に乗り遅れた客に起こされたということです。またＪＲでは、大阪駅から塚本駅に営業の準備ができているか、毎朝確認するきまりになっていましたが、今回はこれも怠っていて、二重のミスをしたことになります。ＪＲでは「営業開始体制の確認を徹底したい」としています。

( 2010/09/14 12:23 更新)

元電通社員　詐欺容疑で再逮捕

岡本容疑者は容疑を否認

元有名ラグビー選手の男らが違法に集めた金を、「運用する」などと偽り、だまし取ったとして、大手広告代理店「電通」元社員の男が再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、電通元社員・岡本亘司容疑者（３９）です。警察の調べによりますと、岡本容疑者は元ラグビー選手・渡邊大吾被告（３７）らが、会社経営の男性（５０）から違法に集めた資金５００万円を「運用する」などとして、だまし取った疑いが持たれています。岡本容疑者は、「電通ファンド」という架空の高配当ファンドを使って、渡辺被告らに金を集めさせていたとみられています。調べに対し、岡本容疑者は、「渡邊被告に儲け話をしたことも一切ありません」と容疑を否認しています。岡本容疑者は渡邊被告らに集めさせた１億円近くのうち、約７０００万円を受け取っていたとみられていて、警察では金の流れなど全容解明を進めています。

( 2010/09/14 12:19 更新)

植え込みに　転落死した男女の遺体

市営住宅の植え込みに、３０歳くらいの男女の遺体

１４日朝早く、大阪市浪速区の市営住宅の植え込みで、転落した男女２人の遺体が見つかりました。階段の踊り場には靴が残されていて、警察が詳しい状況を調べています。午前５時半ごろ、浪速区敷津東３丁目の市営住宅で、「植え込みで人が倒れている」と住人から警察に通報がありました。警察が調べたところ、倒れていたのはいずれも３０歳くらいの男女で、転落し、全身を強く打って死亡していました。遺体を見た近所の住民は、「（二人が）寄り添って倒れていた」と話していました。近くの非常階段の１４階と１５階の間の踊り場には、２人のものとみられる靴があり、身元を示すものはなく、持っていた携帯電話の通信履歴も残っていなかったということです。警察は２人の身元の特定を急ぐとともに、転落の原因を調べています。

( 2010/09/14 12:14 更新)

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